カミタマン さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
利根川交通 (ヤノバージョン追加)
2021/12/31 投稿
同日 ヤノバージョン追加
OP 曲が素晴らしい 映像はとてつもなくノスタルジック この段階で名作の予感!!
内容はと言うと
小戸川の割合を高くしつつも,様々な人物や出来事,事件が描かれていきます。当初それぞれ独立したというか関連性を持たず。やがてそれらはきれいに収束して一つの物語になります。
NHKの大河ドラマが一人の人物に焦点を絞り一生を描くナイル川的な「大河」だとすると本作は多くの支流がやがて一つにまとまる流域面積の広い川アマゾン川的な作品と言えると思います。(といいながらも,30分,1クール物なのでアマゾンは盛り過ぎかと思いますが^^;)参考までに今までストーリー構成上似た印象をもった作品は「バッカーノ!」です。
各話毎出いえば,自分としては第4話の田中革命が神回認定です!このような斜に構えた,長いモノローグ的(押井守的)な演出って大好きなんですよねw
違和感は常に付きまとっていました
「これって動物キャラで無かったら?」
目を閉じれば,松本清張や森村誠一的(ミステリーに詳しくないので例はかなり適当です^^;)なミステリードラマじゃ無いのか?と感じるのです。
そんな違和感を含めても,ミステリーとしてしっかりと良作では無いかと思います。
特に,最終回中盤{netabare}小戸川のタクシーが飛ぶシーンは「カリオストロの城」+「ET」オマージュでしかも美しいシーンでした。また,ここを境にBパート部分以降{/netabare}は未視聴なら自分で直接確認することをお勧めします。
そしてレビューをアップした後
他のレビューを読んでみると
何故か,皆さんのレビューが脳内でラップ調に変換されて響いていました(笑)
追記分(ヤノバージョン)
そんなわけで
ヤノリスペクトで
自分のレビューもラップ調に変換
Opening Musicマジ快感
流れる映像遠い既視感
この段階で名作の予感!!
内容はと言うと,小戸川のエピソード中心に
様々な人物,様々な出来事,当初それらは個々の事柄
やがてそれらは一つのストーリー作り出す。
NHK「大河」ドラマは
一人の人生描くナイルリバー
これは多くの支流が一つにまとまるアマゾンリバー
But,30分1クールなのでむしろ利根リバー
各話で言えば,第4回
「田中革命」マジ神回!
Cynical thinking, Long monologue, My favorite dramaturgy
しかし,常に感じる違和感
その正体は「これって動物でなきゃいかん?」
目を閉じれば異なる世界観
それはまるで,実写ドラマのミステリー感
そんな違和感込みで 良作ミステリー
自分の目で見て このストーリー
お粗末様でした・・・f^^;