Bハウス さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
全話見ても謎がある不親切ぶり
原作は以前レビューを書いた「魔法少女特殊戦あすか」の
深見真さんと海法紀光氏
監督大沼心さんなのでいつかハネるだろうと
期待して最後まで見たのだけど
なんか取ってつけた終わり方に
3か月徒労に終わったかなと言う思いは強い
冒頭から解説的なセリフやシーンが省かれており
最後になって一部謎が解ける仕掛けだが
全般的にシナリオが雑すぎる
南極にあるアサイラムと言う区画で
化け物と戦っているスリーパーと呼ばれる部隊
シグレと言うヒーローに憧れて入隊した新人へ
部隊長であるヴェ―ラから極秘任務が言い渡される
それはアサイラムの中にいるエクザイル(化け物と人間の混血みたいなの)
エルシィと言う少女を抹殺せよというもの
ゲームの世界設定には触れず
スリーパーの活動内容が一切出てこない
そこでエルシィを巡る騒乱と言われても
置いてけぼり感が物凄い
暗殺計画は副隊長のレスリーも加わっていて
シグレは次第に信用すると言う展開なのだが
敵方がどういう立場の人間で
どうして敵対していたのかよくわからない
唯一元スリーパーの男が何らかの事情知っているのかと思ったら
まったく事情知らなかったw
その後エルシィが捕獲されパーティをカモフラージュした
引き取りをしている最中にレスリーとシグレが
エルシィ暗殺を指示されるも失敗
レスリーは死んでしまう
ここからヴェ-ラの能力について明かされ
唐突なタイムリープアニメに
シグレはレスリーが残したメモから
ヴェーラがタイムリープしていると勘づく
最終盤になって敵方はエルシィを媒介として
邪神融合し世界を破壊すると言う目的がわかり
ヴェーラは時間を繰り返すアイテムを
除隊を命じたシグレに渡す
邪神化を止めるべくヴェーラは部隊を率い
エルシィがいる教会へ向う
シグレもこのまま戻る訳にはいかないと
ヴェーラ達を追いかけたが既に邪神により全員死亡
シグレも胸を突き刺された瞬間
一日前の朝に戻っていた
12話のエンドレスエイトに私苦笑い
まあここまで来ると鈴木このみちゃんのOPと
伊東歌詞太郎氏のED聞きたさで見ていたがw
最終回は事前に敵の元スリーパーの人と
エクザイルっぽいウサギ使いのハッカーを出し抜き
シグレは部隊全員でエルシィのいる教会へ向かう
そこで衝撃の事実
敵の親玉がアイスマンと言う名前でしたぁヽ(^。^)ノ
間違えたエルシィ=ヴェーラだったのだ
邪神融合は止められなかったものの
完全体ではなかったので部隊で応戦
シグレがコアに2つのアイテムを入れて
邪神を消滅することに成功
しかしシグレも邪神に深手を負わされ
一緒に消滅して終わる
書いていて頭痛くなったが事実なんだよな
取りあえずアニメでのよりどころにしたのは
スリーパー小鳩ちゃんの衣装がエロい
私服は普通なのになんで部隊の制服は
ぴっちりしたもの着ているんだろう
とにかくなぜエルシィとヴェーラが共存していたのか
唯一のゲーム登場キャラだからこれはプレイして解るのかな
どうしてシグレを暗殺計画に加えたのか
既にシュミレーションされていた経緯ないので
疑問だ
敵方が破壊衝動に走った理由もわからない
具体的な部分一切踏み込まれずだったし
純粋に物語の構成を見たら
面白そうなアクションサスペンスに成りえたが
不親切極まりないので駄作と言われても仕方ない
最後は円盤CMの一説を紹介する
「死んでますわ・・・・・・死因は(円盤)爆死ですわ」