ストライク さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
吸血鬼の物語がまた1ページ。
原作:ラノベ 未読
感想
自分の好きな吸血鬼モノで、しかもラブロマンスとなればハズレなし!と期待してましたが、結果 大正解でした。
忌み嫌われる吸血鬼の少女が、宇宙飛行の実験台としてレフの監視のもと訓練し、二人の関係が段々と改善されてく王道の恋愛もの。
まるで人間に傷つけられてた野良猫が、保護施設で飼われ徐々に心を開いていくような感じでしょうかね?違うか?
まぁ そんな感じで展開が読めて分かるけど、それでもイリヤがレフに対して徐々に心を開いていくのが見れ取れて良かったですぅ^^
特に、吸血シーンでは キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!ですよ!
やっぱヴァンパイアとの関係は、コレがないとね!^^
大体、最初からEDの映像で、サイドカー付きバイクに乗るイリヤが、レフを見上げる後ろ姿が素敵で印象深くて良いんですよね。
あれ見てこうなるのは分かってたというか。ね。
それに、曲も良い感じで好きでした。OPも良かったので両方DLして聴いてましたです。
終盤手前では、イリヤが宇宙飛行第一号として無事に帰還でき、その後レフが宇宙飛行士に選ばれたときは、このままレフも無事に帰還できるのか?とか、無事に帰還できたとしても、イリヤが消されるんじゃないのか?とか、そんなバットエンドになるんじゃないのかという不安もありましたが、一応、レフは無事帰還できて良かったんだけど、秘書官のリュドミラに、英雄は革命を起こすモノなんて煽られた件で、はは~ん コレはレフが演説でイリナのことバラし、もしかしてさらにイリナに告白までする展開 あるかもな~なんて想像しちゃいましたよ。
結果は、イリナこそが史上初の宇宙飛行士だとバラしただけに留まったけど、そこでイリナが飛び出してきて二人が会えたシーンは、マジ良かったです。
その後の二人の演説もデキすぎなくらい良かったです。
そう、デキすぎかなと。
よく共和国の最高指導者 フョードル・ゲルギエフがイリナを承認したものだなっと。
もしリアルなら、レフがバラした直後に、もしくはイリナが出て来た時に狙撃されて、どちらかが殺されてても不思議じゃなかったかなと。
まぁなんにせよ、二人とも無事で、しかもイリナが史上初の宇宙飛行士だと世界に認められた最後は良かったです。
欲を言えば、二人が結ばれる最後が見たかったですが、それは原作がまだ続いてるのでおあずけですかね?
それでも いいもの見せてもらえて満足でした。