神谷 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
主人公の立場がいいねえ
とある魔術の禁書目録
【話の内容】
萌えがあるバトルもの。厨二設定。なんでもありのバトル。
絶対に倒せないと思われたものが、一つの能力によって倒される面白さがある。
次々に新しい敵が出てきてそれを倒すことによりカタルシスがある。
一番の設定は主人公の上条当麻の設定と他のキャラクターの設定の組み合わせが面白いことだ。
バトルものはどのキャラとどのキャラを戦わせるかが大事になってくるが、この作品はそこが面白い。
お色気シーンが多い。サービスシーンが多いです。
またヒロインが次々に出てくるため、主人公がヒロインとイチャイチャするシーンが見れる。
【感想】
登場人物の名前が覚えやすく、よくキャラクターを想像してしまう。
特に敵キャラを倒した時に爽快感を感じることもある。
また学園設定というのが、共感性が高く見てた時はわあこんな世界観に入り込みたいと思った。
バトルもので、次から次に敵が出てくる。
キャラクターがよくできてるため、スピンオフ作品も作れやすくなっている。
【誰向けなのか】
萌え、バトル、お色気シーンなどが多いので、それが好きな人向け。また主人公が10代になってくるために、学園都市という設定が学生である人向けに作られたものであるため、10代〜20代の男性向けということになる。ただオタク向けであるために、合わない人もいる。
【売り上げ】
原作のラノベは発行部数が、3100万部にもなるため、ラノベの中では売れている。この作品は売れている。流石に進撃の巨人やONE PIECEには売上は敵わないが、3100万部も売れておりラノベの中では売れている。
【正義のあり方】
主人公の価値観は報復的正義なんじゃないかなあ? と個人的には思ってしまった(違ったらごめん)
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/正義
正義の分類
作品を見て、思ったのが悪いやつはぶっ倒すという報復的正義が見られたこと。自分は話し合いで物事を解決しようという考えだったので、初めて見た時は上条当麻は鬱陶しいなあと感じた。
だが、その鬱陶しさがよくて物凄い感情があるというのはわかる。自分は例えば誰かが辞める時に、あ、辞めたとなれば、俺は引き止めないのが正義だと思った。上条当麻はちょっと介入しすぎなのではと思い、そういうところが好きになれなかった。
逆に主人公の逆の立場の一方通行は好きになり、どんどん引き込まれていった。
【でも他の人はこう思ってるよね?】
大体予想してみると、やはり上条当麻が下の立場だということが大きい。
その下の立場の上条当麻がどんどん敵を倒していくところにカタルシスを感じるのだ。
実は三国志のような古典にも、劉備という下の立場のものがどんどん出世していく様子が描かれている。江戸時代にはものすごく大流行りしたとか。もし劉備が下の立場でなく、上の立場の曹操と渡り合うという展開がなければ流行らなかっただろう。
だから主人公の性格や設定はとても良いものだと思った。
【総評】
ということもあり、良いバトルものだった。