いい歳したおっさん さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
異世界転生ものとして平均と言った感じ
原作未読、アニメのみ視聴のレビューです。
あらすじは、タイトルのまんまです。異世界へ転生した主人公が女神から転生の条件として出された「勇者」の抹殺をするため、暗殺を生業とする貴族に生まれ力を蓄えていくお話です。
全12話という構成のなかで上手く纏まっていたと思います。尺足らずでもないし、ダラダラ感もなくストレスなく最後まで楽しめた作品でした。が、飛びぬけてというまででも無かったのも正直な感想です。
ただ、逆に飛びぬけて悪く思う点も、パッと同時に考えて思いつきませんでした。
勇者抹殺という目的のため、力(魔法の知識・仲間のスカウト・商人となっての地盤作りなど)の蓄えに備える内容を丁寧に、わかりやすく描いていていました。
不意に、暗殺というほど暗殺していないなとも一瞬思いました。・・・が、そもそもの主人公の目標が勇者を殺す事にあるため、その準備の描写の方が重要ですし、不必要にターゲットの暗殺を繰り返すような内容はストーリー上意味のないことかなとも気が付きました。
{netabare} 最終話、とうとうターゲットの勇者が登場しましたし、次の展開がどうなっていくのか気になってます。
蛇足で個人的なちょっとした予想ですが、もしかしたら主人公は勇者の抹殺はしないのではないか、というような展開も考えてます。OPで女神を銃のスコープで狙っている描写があったので、考えすぎかもしれませんが・・・ {/netabare}
改めて、普通に楽しめる作品ではあったので続きがあれば、今後も観ていこうと思っています。