Jeanne さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
衝撃のラスト
漫画原作 原作未読 全24話
自殺しようとした主人公が天使に助けられ、力を与えられて神を選ぶ戦いの候補者になり、他の神候補者たちとの戦いが描かれます。
1クール目は人を殺すことに対し何も躊躇いのないメトロポリマンとの戦いが中心に描かれます。
話は次回が気になる展開が多かったので楽しめたのですが。典型的な不殺主義を貫く主人公にイライラすることが多かったです。
自分や仲間を殺そうとする敵を殺すのも躊躇っていた主人公ですが、六階堂がメトロポリマンを殺すときの手伝いをしているのを見て、直接手を下さなければセーフなの?と主人公の信念に疑問を感じました。
メトロポリマンは最後まで悪を貫いた敵として良いキャラだったと思います。
最後は意外とあっさり死んでしまったので驚きました。
復活させようとしていた妹のことを考えると不憫に感じました。
2クール目は最後の神候補者である米田教授の登場により、それまでバトルが中心だった話から話し合いが主になり、神選びや天使とは何か、そもそも神とは何なのかと言ったような哲学的な話になるので内容は難しくなります。
最後は神になった中海が自殺して、神がいなくなったことにより人類が滅亡するという想像できなかった終わり方で唖然としました。
この作品は結局何を伝えたかったのか、ナッセは何者だったのか良く分からないまま消化不良で終わってしまったので残念でした。
作画に関しては比較的安定はしていましたが、最終の2話が作画崩壊レベルでひどかったです。
全話を通して次回が気になる展開が多かったのでそれなりに楽しめましたが、最終話の消化不良感が残念な作品でした。