おきらく さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「アイの歌声を聴かせて」の数十年後の物語だと思わせる
アンドロイドが日常生活の一部になった未来の物語ですが、これから何か始まろうとしたところで突然終わったので、是非とも続編を作って欲しいと思います。
人工知能を持ったアンドロイドへの警戒心は、人類永遠の問題なんです。アンドロイドが日常生活の一部になった時代でもあり、大人になると新しいモノが苦手になる傾向があると思います。今の時代ならパソコンが使えない。スマホも苦手な人もいると同じように、アンドロイドに対して警戒したり軽く見る人は、人類が存続する限り、ずーとあるのではないかと思います。
吉浦監督が作った作品なので、「アイの歌声を聴かせて」とは陸続きなような気がします。特にモニター画像が消えそうなところが似ています。
特に欧米では、人工知能が人類を滅ぼす!と言うような映画が山のように作られ、そのような作品へのアンチな作品だと思います。
さらに知性とは意識とは何だろうかという疑問もあり、たぶん200~300年後にはロボットへの人権を求める運動が起きるのではないかと思います。
個人的には原始的なロボットが主人公の友達を助けたところで終わって、次は何が起きるかと言うところで終わったので、できたら続編をお願いしたいです。