れるびい さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
夜汽車はゆく 星くずの中 汽笛を鳴らして
僕は子供の頃かなりドラえもん好きでした。大山のぶ代さんの時代。
ドラえもんのペンやペンケース、下敷き等を集めてました。
中でも大好きだったのが映画ドラビアンナイトです。
絵本の中に入れるクツで絵本の世界に入り物語を楽しむのび太たち。
一方、部屋を散らかし放題ののび太にママが激怒して絵本を燃やされてしまう。
ところが、しずかちゃんが現実世界に戻ってきていない事が発覚。
しずかちゃんはアラビア世界で奴隷商人につかまってしまっていた。
のび太達はしずかちゃんを助けるため、タイムマシンで大昔のバグダッドへ旅立つ。
というストーリー。
ドラえもん映画あるあるとしては、
①ひょんな事から異世界に行く
②映画版のジャイアンは頼れるナイスガイに変貌
③タケコプターの電池切れがち問題
など色々あります。
子供にとってはトラウマ級のホラー要素も多いのもドラえもん映画の特徴です。
パラレル西遊記、竜の騎士、大魔境とかは当時本当に怖かったです。
他に、個人的にドラえもん映画の重要な要素の一つが歌です。
主題歌は白鳥 英美子さんの「夢のゆくえ」です。
これはドラえもん映画史上一番好きな歌でした。
今聴いても曲だけでなぜか泣きそうになります。
https://www.youtube.com/watch?v=NyPJCSWcIv4
ドラビアンナイトの他アニマルプラネットや、日本誕生、ブリキのラビリンス等、
この時代のドラえもん映画をVHSに録画したものを
当時数えきれないほど何度も見ました。
ホラー展開から色んな道具を駆使して問題解決→日常に戻る。
大冒険の後、エンディングに安心感と幸せを感じまくるのが
ドラえもん映画だと思ってます。
夢、冒険、友情、家族愛など、ドラえもんには全部詰まってた気がします。
大人の視点で今見ても、素晴らしいなーと思います。