とろろ さんの感想・評価
2.6
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
異世界転移系の中では最底辺に近い
これだけ異世界転生系の作品が増えてきたのに、どうしてこのレベルのアニメが生まれてしまったのか
同時期の「最果てのパラディン」とか「真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました」とか「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」とか「無職転生2期」と比較するとぶっちぎりのクソアニメだった
花澤さんの声はいいなーと思うけどそれだけかな
この作品が好きな人には申し訳ないけど、辛辣なコメントしかどうにもできそうにない
作品が好きな人はコメントを読まないことをお勧めする
この作品についてはだいたいが酷評したくて見ている人だと思うけど
総評として、
仲間になるキャラクター、物語の組み立て、世界観の構築、
どれをとっても他の作品に劣る
なぜつまらないと感じるのかを考えることで勉強になるので、そういう意味で勉強に良いアニメともいえる
成功よりも失敗の方が学ぶことが多いっていうしね
まず、ハーレムとしてはキャラ設定に癖がありすぎる
好かれればなんでもいいわけではなくて、
優れた種族を仲間にしてハーレムを築くからこそ快楽を得られる
その辺のゴリラとかロバを仲間にしても別に嬉しくもないし魅力を感じることもない
というか、異世界転移してまでゴリラとかロバってなんなんだ
現世で動物園でも行ってこいよと思った
魔王軍の女キャラとか暗殺者+隷属の首輪の獣人とか鉄板キャラとも言えるキャラはテンプレとして可愛いからキャラが作れないわけではないと思うんだけど、どうしてそうなった
ニッチな層を狙い過ぎている
世界観もテキトーすぎる
ギルドという転生系で大事な要素を寒いネタの材料にしてしまっているのがもったいない
異世界転移のはずなんだけど、ボスを倒したら無駄に出てくるクリア報酬付与キャラとかゲーム的な要素の押し売りは萎えるから排除して欲しい
敵を倒すとドロップするモンスターの歴史とか作ってみたものの絶対魔物のストーリーを書くの面倒になってるでしょ
敵のストーリーと言動、行動がイマイチ噛み合ってなかったりするし
世界観がテキトーだと異世界の楽しさが半減する
知らない世界に放り込まれて、主人公がトライ&エラーをしながらその世界を知っていくのが転生系の面白さだと思うのに、異世界に転移したにもかかわらず異世界転移特有の考察とか一切なくて薄っぺらくてつまらない
主人公に脳みそが入っていない
異世界を考える楽しみがない
全ての異世界転生系の楽しみを燃やして、黒焦げになった残り滓を食べているような気分になる作品
どんな作品にも作者がいて、制作しているスタッフがいて、関わっている声優さんとかがいるから作品が生まれることはすごいことだし、それについてはお疲れ様とは思うしアニメ化するにあたって打ち合わせとかしてるだろうしマーケティング力とか自分の作品を売り込む力があったのかもしれないので、アニメ化するだけでもうそれはすごいことなんだろうけど、
まぎれもなく異世界転生系5本の指に入るクソアニメだと思った