ひろたん さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
"UMA"ぢゃないよう、"うまる"だよ。"うまる"ぢゃないよう、"リアル"だよ。
才色兼備で誰からも好かれる完璧女子高生「うまる」ちゃん。
しかし、お家へ帰ると二頭身のUMA、もとい、“干物妹”(ひもうと)に変身。
フードをかぶって、ポテイトとコーラ片手にアニメやゲーム三昧の女の子です。
しかし、いざとなったら「うまるーん」と言う効果音とともに完璧JKに戻ります。
変身後のうまるちゃんを観ていて思いました。
これは、フィクションなんかじゃない、"リアル"なんだと・・・。
妹がいる方は、たぶん分かるかと思います。
末っ子の妹は、かなり「わがまま」で「したたか」です。
甘え上手はもちろんのこと。
立っているものは、親でも兄や姉でも使えって感じ。
しかも、我が強く自分中心のところがある。
そして、絶対的な自分の時間軸があるマイペース。
勝手にいろいろなものを持って行って、いつのまにか使っていたりもする。
しかし、意外と気が利くところもあり、ここぞと言うポイントは外さない。
処世術の高さは、長男・長女のそれをも凌駕するかもしれない。
この作品は、そんな"リアル"な妹像をデフォルメして描いています。
それにしても、二頭身のうまるちゃんは、とても可愛いですね。
お兄ちゃんに駄々をこねる時に床の上を転がるところが好きです。
一直線上を行ったり来たり、くるくる円を描いたり・・・。
とても、癒されます。
こんな妹なら、いろいろ許せてしまうお兄ちゃんの気持ちが分かります。
なんやかんや言っても、妹は可愛いものです。