ハウトゥーバトル さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
404
この話は宇宙鉱石発掘事業が一般化した話
宇宙鉱石を発掘するためにワープやら意識共有巨大ロボットやらを駆使して超高級鉱石をゲット。まぁなくはない話ですが、結構設定が曖昧。
中盤から抽象的な表現(概念的な話)が出てきますが、正直面白くないと言うか単調すぎるというか詰めが甘いというか…
ロボットと人のサイズ感が狂います。ロボットだけ出てきた時はロボットと人間は同じサイズなのかなぁ…と想っていたのですが、実際はトンデモスケール。
内容としても全体的に面白くなく、ありきたりを通り越したテンプレートのような展開({netabare}「巻き込まれて引き返せなくて、人には過去があるんだなってなったらなんかピンチになったけど仲間が覚醒して大団円。」{/netabare})まぁありふれている。他作品と何が違うのかが分からない。
展開だけでなくキャラもありふれたもの。新鮮味のないキャラクター、闇もへったくれもない性格(コレに関しては下手に掘り下げて失敗するよりかはいいのかな、という感じですが。)、正直褒めるところがありません。
正直なところ人には絶対に勧めません。「私この作品見ようと思ってるんだよね」という友人が居たなら是非とも他作品をオススメしているところです。
とはいえアニメ化した(オリジナルですが、企画が通ったという意味で)ぐらいですので全くおもしろくないわけではありません。(面白くないことには変わりありませんが。)テンプレと王道は紙一重と言いますし、見る人が見れば面白いのかもしれません。その見る人は(私の予想的に)年齢の低い人、になるでしょう。まぁ英才教育の一環としてはいいんじゃないですかね(({netabare}利益だけを追求して優秀な学生を売ったら痛い目をみるよ、とか、宇宙鉱石と同一化した少女がいたら保護しようね、とか、学ぶべきところたくさんありましたし(白目){/netabare}
{netabare}
貧乏のため働きながら学生をする主人公(マヤ)は事故により宇宙で見捨てられる。意識はロボットの中にあったり、たまたま通りがかった船があったり、と幸いしたが肉体はどっかへ行ったし、犯人扱いされたり、ともはや戻れない状況。社長(グレイマン)と女と(カーラ)と気楽(リック)と記憶なし(イド)と生身の少女(アリス)の仲間となり、宇宙鉱石資源(オリハルト)を採集する。色々合って逮捕されかけるが、なんとか脱出し、その際相手の指揮官(アマンザ)が仲間になる。カーラは仲間を裏切り、世界を滅亡しようとしている黒幕(アダムス)につくもやっぱ帰ってくる。その際イドは昔アダムスと共に研究をしており、この状況を作り出しているのは自分の研究の失敗が原因であり、アリスは自分の娘がオリハルトによって作り出されたものであることが判明。過去の決着をつけるため、世界滅亡を阻止しようとするイドに協力するアダムスの指揮下にある艦隊。で、みんな助かってハッピー
的な?案外書いてみると長いんですね。もっと短くなるとおもっていたんですがね
特に好きなシーンはありません。ありきたりな展開ばかり面白くないことこの上なし。
{/netabare}
監督は谷口悟朗さん。プラネテスの方ですね
脚本は黒田洋介さん。OOガンダムの方ですね
キャラデザは加藤裕美さん。ギルクラの方ですね
劇伴は服部隆之さん。ガンダムORIGINの方ですね
アニメ制作はサンジゲンさん。アルペジオの所ですね
作画は悪くなく、3DCGを中心とした打ち込み型の作品。良くも悪くもわかりやすい構成だったと思います
主人公役の興津和幸さん、アルペジオでも主人公でしたよね。
ともあれ
どっからが私でどっからが体なんだろう
ということで締めます