芝生まじりの丘 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
映像が綺麗、
特に序盤から中盤にかけて映像美に圧倒されっぱなしになる。
人間と人形の境目のギャップの描き方がとてもいい。
ただ攻殻機動隊系の作品前半の話になるけど個人的にフィリップKディック派閥の「人間とアンドロイドの違いは」的な問いに全く興味が持てない(アンドロイドでも人間と同様の思考を持てるものもいずれ作れるだろうし、一方でそれを実現するのは結構大変だろうな、としか思わない)し、そこからの発展も抽象的な範囲にとどまっている気がする。
特に最後は{netabare}スーパーヒーロー少佐が現れて陳腐なガンアクションになる{/netabare}ので
個人的に苦手な感じ。
引用を多用しているが、それは外部記憶が可能になったらこういう世界になるということなのか、実際作品を理解する上で重要なのかわからない。もしかしたらもっと深遠な作品なのかもしれないしこけおどしかもしれない。