ayme さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
進撃の巨人
進撃の巨人の第1期を観たのはもう何年も前ですが、今年6月に原作最終巻が発売され“進撃ロス„ になってしまい、最近になってやっとそれから抜け出せたので今更ながら感想を書きたいと思います。
最初に自分語りをさせてください。
私がこの作品に初めて触れたのは、アニメがまだ放送さていなかった小学1年の頃です。
小1で進撃!?となるかもしれませんが、小学生になって父の行っていた床屋に行くようになり、そこで自分の散髪が終わり父が散髪をしている間に読んでいました。
というのも、自分が小学生の時はようやくスマホが日本で流行りだしたころだったので暇潰しにスマホゲームだなんてことはできませんでした。また、ゲーム機も持っていませんでした。
なので暇潰しをするために読もうと、本棚にあった進撃の巨人を読んだのです。
最初はまだ自分が小さかったので、絵だけを見ていて内容なんて気にしていませんでした。
しかし、今まで漫画やアニメなんてサザエさんやドラえもんなどしか触れたことのなかった小学生には刺激が強くまた新鮮だったので床屋に行く度には読んでいました。
本格的に読み始めたのは、小学3年ぐらいの時です。友達のやっていた進撃の巨人の3DSのゲーム内ムービーで流れた、アニメ1期の“リヴァイ„vs“ 女型„ に心奪われたのを契機にしっかり読もうと思い、そこから約8年(小1から入れると約10年)ずっと原作やアニメを追いかけてきました。
そんな少年期を進撃の巨人と供に過ごしてきた自分がアニメ1期の感想を書きたいと思います。
このアニメの1期は物語の序盤であるが序盤ではありません。アニメ1期で出てきた伏線が終盤になって回収されることがあるからです。
1期では様々な謎が出てきます。ですが、その謎がよいスパイスとなり、みている私達を惹き付けます。
おそらく、1話から最終話まで一気にみることができるのではないでしょうか。
この作品はどんどん登場人物がいなくなります。
ですが、登場人物一人一人が丁寧に描かれているので、死んでしまった時の驚きと巨人への怒りというものが大きくなり、まるで物語の世界に入り直接見ているかのように感じることができます。
(作者·諌山先生曰く、登場人物は役割を持っておりその役割を果たしたら退場つまり死ぬんだそうです。)
また、この作品のよい点は初見で観た人と私のように原作を読み終えた人とでは作品の見え方が180°変わる点です。これは自分で確かめてみて下さい。
作画や音楽も文句の付けどころがありません。
作画に関しては、“日本のアニメの歴史を変えた伝説の18秒„と言われるシーンがあるほど完成度の高いものになっており、立体起動の動きがとても綺麗に描かれています。
音楽はあの澤野弘之さんが手掛けておりとてもカッコいいものになっています。進撃の巨人の悲しいようで壮大な、そして不思議な様子が音楽に現れています。
この作品は考察していくことで面白みが増してくると思います。
アニメをみてハマったら是非原作を読んでください。このアニメは原作との調和が上手くとれているので、原作とアニメの違いはあまりありませんがより内容が深まります。
是非、進撃の巨人を見てください。絶対な損はしません。
ご精読ありがとうございました。
『心臓を捧げよ❗️』