U さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
C. ネタバレ注意 – タルトタタン
望月淳の漫画 「ガンガンJOKER」で2016年1月号より連載中
吸血鬼(ヴァンピール)を狂わすことも救う事もできる「ヴァニタスの書」を持つヴァニタスと
「ヴァニタスの書」を見極めたいノエの冒険ファンタジー
<メモ>
1話で「旅路の果てに彼をこの手で殺すまでの物語」とノエのナレーションが入ることで
最終話が気になりましたが、今期は謎だけで終わりました。
ルスヴン卿の命令で殺すことになるんでしょうか?
ローランが狩人という仕事や上司の提言に屈することなく「信じたものしか信じることができない」というのがカッコ良い。
彼らシャスールが人間とヴァンピールの架け橋になってくれるといいな。
シャルラタンの正体、目的は?
ルスヴン卿はヴァンピールの味方なのか敵なのか?
先生や駅ですれ違った少年(村瀬歩)が今後どう関わってくるのか?
<主要登場人物>
・ヴァニタス:花江夏樹 吸血鬼専門の医者 「ヴァニタスの書」と呼ばれる魔導書を受け継ぐ
・ノエ:石川界人 吸血鬼の青年
・ジャンヌ:水瀬いのり 吸血鬼 ルカの護衛
・ルカ:下地紫野 吸血鬼の女王に次ぐ地位
・ドミニク:茅野愛衣 先生の孫、ノエの幼馴染
・先生:石田彰
・ルスヴン卿:森川智之 ルカの叔父
・ダンテ:木内太郎 情報屋
・ヨハン:遊佐浩二 情報屋
・リーチェ:久間梨穂 情報屋
・ローラン:川西健吾 シャスール(狩人)
<ストーリー>
舞台は19世紀のフランス。
吸血鬼のノエは恩師に頼まれ「蒼月の吸血鬼」という童話に登場する呪われた本「ヴァニタスの書」を探しにパリへ向かう途中
飛行船で我を忘れ暴れるヴァンピール(呪持ち)に襲われたところを「ヴァニタスの書」を持つ男に助けられる。
ヴァニタスの書を使い身体に纏わりつく茨を分解し真名(=構成式)を取り戻したその男は吸血鬼(ヴァンピール)専門の医者で
ヴァンピールが呪持ちになる原因を突き止めヴァンピールが滅びる事のないようにするのだという。
先生から「ヴァニタスの書」を見極めろと言われているノエはヴァニタスと行動を共にする。
2人は兄を救うために「ヴァニタスの書」を探しているというルカと同族殺しのジャンヌに襲われるが、作戦勝ちする。
ノエは先生の孫でノエの婚約者を名乗るドミニクに連れられ狭間(空間のゆがみ)の向こう側(アルタス=異界)の仮面舞踏会へ行きルカやジャンヌと再会する。
そこでヴァンピールを呪持ちにしているシャルラタンの黒い影ネーニアに襲われ呪持ちだった幼馴染を助けることができなかったことを思い出すノエ。
異界から戻ったヴァニタスとノエはヴァンピール行方不明事件の捜査を始める。
犯人とおぼしき教会のシャスール(ヴァンピールの狩人)部隊に乗り込むがヴァニタスは犯人はシャスールではなく
教会の地下で人体実験をしているドクター・モローだと確信する。
なぜならヴァニタス本人がかつて検体とされていたからだ。
攫われたヴァンピールを助けることはできたがドクター・モローには逃げられてしまったためモローの支援者がルスヴン卿だと知る由もなかった。
ジャンヌにヴァニタスをデートに誘わせ1人になったノエにルスヴン卿が呪いをかける。
18世紀に人間を襲ったジェヴォーダンのベート(狼に似た獣)がまた現れたと聞き列車に乗り込むところで今期は終了。
21.10.6