animeneko さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なつかしいキャラにまた会えた
あのルルーシュが映画で復活!そして、
監督:谷口悟朗、脚本:大河内一楼
というゴールデンコンビ。大河内さんは、谷口監督と組むとよい脚本書くよね。しぼられていい仕事しているんじゃないか?この映画のスザクみたくムチで叩かれたりして?
ルルーシュのシリーズが、興道、 叛道、皇道と続いて、そしてルルーシュが復活した。なつかしいテレビシリーズで活躍したキャラ達にまた会えるという映画でした。
テレビ本編も、大河ドラマ並みに多数のキャラが出演してたが、今回もだいたい全員出演して、あれからどうなったかを知る事ができる。
舞台は、ルルーシュのおかげで平和になっちゃった世界で、平和になっちゃったらやっていけないという国が舞台。平和じゃやっていけない国は実在する。貧しいので、傭兵で出稼ぎしないと食っていけない国や民族。そんなところは戦争ないと食っていけないという皮肉な舞台設定は相変わらずの谷口節だった。
テレビシリーズほどの、あのドキドキ、強烈な追い詰められるシーンは少なかったか。さすがにあの緊張感は再現するのは難しいか。
敵として殺し合い、多数死なせた後に、なぜか仲間として一緒に仲良くナタリー救出に向かうというのも、無理がある設定だなあと思ったば、そこはご都合主義か。
絵は良く動くし、キャラやメカも良く動いた。オリジナルキャラも良い。
最大のファンの懸念事項だっただろうC2の孤独という問題が、この映画でいやされてなんか良さそうなラストにつながったのは、よかったんじゃないか。オールスター総出演状態なのは、あれもうこの次のシリーズはさすがにないということなのかな。
スザクはむち打ちでサービス、サービス、ナタリーは水攻めでサービス、サービス、きれいなお姉さん多数出演で、サービス、サービス、かっこいいメカ多数出演でサービス、サービスと、テレビファンにはサービス満点だろうか。
キャラ的に新しい要素ってなかったが、ストーリー的に矛盾とか、キャラ的に無理があるとかいうような難点がないのはさすがの谷口監督だったと思うなー
この映画はよくまとまっているし、そこそこの緊張感が流れていたが、
今思うとテレビシリーズはすごかったな。一種の、大河ドラマだったと思う。出演キャラの人数が多いくてみんな個性的だったもんね