tinzei さんの感想・評価
2.1
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.5
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
クレヨンしんちゃんの劇場版のキャラデザ
江戸時代、幕府に仕える絵を描いて具現化したり、紙を操ったりするやつらが同じ能力を持つやつと戦う。
作画が少し変わってる。建物とか背景描写は普通だけど、キャラデザが昔のクレヨンしんちゃんの劇場版でありそうなキャラデザ。もっと言えば『マインドゲーム』とか『ケモノヅメ』の湯浅監督のキャラデザっぽい。クレジット見る限り、湯浅監督はいなかったけど、誰か関係者がいるのかな?
主人公役の中尾明慶と絵名役の人以外は普通の声優で名前も知ってたけど、絵名役の人は聞いたことない人だった。一応wikiだと声優になってて声優事務所に所属したこともあるらしいけど、声に違和感を感じたから本職かどうかは疑問。ただ声自体は丹下さんに似た可愛い声してたから、声の本質的には声優向きだと思う。
30分1話しかない作品だから主人公の詳しい立ち位置とか黒染源と主人公たちの師匠との関係みたいな細かい設定は描かれていないし、出てくる能力も、絵を実体化させたり、カラクリや紙を使ったりするような、某忍者作品で出てくる戦い方だからワクワク感もない。
せめてアニメーションに特徴があれば良かったんだけど、劇場版クレヨンしんちゃんのキャラデザってこと以外は特徴ないし、正直観る価値の無い作品だった。
【あらすじ】
書家の墨屋紙朗は師匠の招集に応じ、江戸へ向かっていた。
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すると同じ書家からの襲撃を受ける。
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一方江戸では、実体化した猫の絵が暴れていたが、紙朗と同門の絵名が静める。
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紙朗の師匠は公儀からのお達しで門弟たちに事件を調査させる。
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門弟の一人、紙巻という男が、猫の絵を張る男と遭遇し戦闘になる。
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紙巻は敵の乗ったカラクリを倒すが、男には逃げられてしまう。
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だが絵名が現れ、自分の術で男を追っていると言う。
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一方、紙朗を襲撃していた黒染源という男が、部下の恥之宮に巨大な鬼の絵を描かせていた。
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紙巻を襲撃した男は黒染源の命令で仲間の女に処刑されていた。
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近くまで追っていた紙巻はその先にある屋敷へ向かい、そこで黒染源を追って女と戦っていた紙朗と合流する。
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すると恥之宮が自らの命と引き換えに巨大な鬼を召喚し、紙朗達と戦う。
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紙朗は絵のバケモノを倒す刀で鬼を倒し、黒染源は逃げる。
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師匠はかつて自分が島流しにした黒染源が帰ってきたことに危機感を感じ、他の門弟たちにも命令をする。