らぼ。 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:今観てる
狡猾なあの娘の面影やいずこへ
でじこ=狡猾のイメージがつきまくった私にとってはそのイメージから大きく離れた一作となっていた…が、子ども向け作品としては良作。話は起承転結がはっきりしていて今までのデ・ジ・キャラットシリーズに見られた「なんだかよくわからないでじこたちの日常」を切り取ったようなテイストからは大きく路線変更している。
デ・ジ・キャラットシリーズにおいては(今のところ)最後のミニアニメ枠(にょ、ウィンターは30分枠)。
世界観としては「架空の過去の自分(でじこ)」を演じた"ドラマ"とされている(CDドラマ Di Gi Charat 番外編より)。試験的な要素もまだまだ残る作品で、同時期に「アキハバラの世界線」のでじこも並行してCDドラマなど展開していたがこれ以降「にょ」で急速に子ども向け路線に舵を切っていく、デ・ジ・キャラットシリーズにおけるターニングポイントとともとれる一作。