たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラテン系アメリカ人に向けてる
サモア系(ハワイ近辺に住んでいるポリネシア人)や東南アジア系の次はラテン系と、アメリカ人の人口が白人や黒人が少なくなっていることが昨今のハリウッド映画の潮流である。
だからこそ、ラテン系やサモア系のいわゆるブラウン(褐色系)と言われる人たちの映画が多く作られ、今年で言うと「ワイルドスピード」シリーズや「イン・ザ・ハイツ」などがそれに値する。
この「ミラベルと魔法だらけの家」もそういった次世代のアメリカを担う有色人種のための映画であり、MARVELやスターウォーズシリーズにも有色人種率が高くなっていることを考えてみても、今後のハリウッド映画はますます多種多様な映画が増えると思う。
来年公開のスピルバーグがリメイクする「ウエストサイド物語」に登場するニューヨークのウエストサイドもじつはラテン系の人たちが多く住む地区だったりします。