tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
まあ『ゴジラ』だよね・・・・・
約90分作品。
沖縄の近くにある海上都市オーシャンテクノポリスの海底で働く倉瀬が、別れた妻と娘との面会日に巨大な生命体の攻撃に巻き込まれてしまう。
原作は小説。忠実に描いているのか一部オリジナルなのかは分からないけど、とりあえず完結はしている。
似てる作品で言えば完全に『ゴジラ』だけど、それなりに面白かった。ただ最後は倉瀬が基地へ戻ろうとするところで終わっていて、海自の事件に対する世間の反応とか妻娘との再会が省かれてたのは残念。
後半キットの基地で山田がサーペントの正体を話している時、通信でキットにも聞こえてるシーンがあったから、キットが録音して、最後海自を告発するエンディングがあるのかと思った。
【あらすじ】
台湾の潜水艦が謎の衝撃波にやられ沈没、海自の潜水艦が極秘裏に衝撃波を発したヘビのような生き物(サーペント)を追う。
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沖縄の近海にある海上都市オーシャンテクノポリスの海底で働く倉瀬は本社と揉めていたせいで別れた妻と娘に会う時間を過ぎてしまった。
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妻たちと連絡を取っていると、衝撃波が海上都市を襲い都市は壊滅、妻たちが乗っていた水中艇も瓦礫に埋まってしまう。
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倉瀬はたまたま見つけた海自の潜水艦に連絡を取り、潜水艇を貸してもらえないかと頼む。
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海自はサーペントの情報ともう一つの情報を隠しつつ倉瀬に協力する。
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倉瀬は自衛官山田と西と共に妻と娘の乗った潜水艇を見つけ無事救出するが、直後サーペントに襲われ海自の潜水艦にも見捨てられる。
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その時、倉瀬は入ってはいけないと言われたコクピットで謎の機材を発見、山田たちを問い詰め、答えを聞く。
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それはホロホニックスソナーと呼ばれる、音波を立体映像にして、海中を見渡せる近未来の機器だった。
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しかしまたサーペントに見つかり、隠れるが浮上機能を失ってしまう。
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倉瀬は山田たちに指示して、海底にある倉瀬たちの基地へ行く。
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基地では唯一の生き残りキットがおり、倉瀬たちを迎える。その時音響の専門家だった妻がキットにソナーを複製するよう頼む。
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山田たちは次にサーペントのことも話す。
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サーペントはソリトンと呼ばれる波から生まれた生物であり、自己保存のため周囲を破壊する習性を持っていた。
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その時、突然基地を冷水塊が襲い、基地内部に入り込み生物のように変容し西を襲う。
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西を助けた倉瀬たちは基地内に残った唯一の潜水艇に西と娘を乗せ、助けを呼びに行かせる。
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だがその後、基地内のシステムがハッキングを受け生物のような冷水塊から呼びかけがある。
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それによると彼らはサーペントと同じソリトンで海自が新型ソナーのテストの時に使った大量のソナーに反応して生まれ、サーペントはそれによって暴れていると言う。
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冷水ソリトンはサーペントを呼び戻したいと言うが、倉瀬たちにはその手段が無かった。
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そんな中、サーペントは台湾の潜水艦と戦闘中に浮上してしまい、救助中の艦船を襲う。
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それを見た倉瀬は浮上していった娘が危ないと思い、冷水ソリトンに相談する。
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すると冷水ソリトンは自分と意識を融合しサーペントを呼び戻せると言う。
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意識が戻る保証の無い賭けに倉瀬は乗り、新型ソナーを使って、意識をソリトンと融合させサーペントとなる。
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倉瀬サーペントはサーペントを追う。途中海自の潜水艦から攻撃を受けるが潜水艦を傷つけずにやり過ごし、サーペントと戦う。
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それを見ていた潜水艦や海上の自衛隊は倉瀬サーペントを味方と認識し、サーペントを攻撃する。
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最後はサーペントが潜水艦の爆発に巻き込まれ霧散し、倉瀬サーペントは基地へ戻る。