「プラチナエンド(TVアニメ動画)」

総合得点
65.5
感想・評価
203
棚に入れた
649
ランキング
3302
★★★★☆ 3.2 (203)
物語
3.1
作画
3.3
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.0

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ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

私は主人公に共感できます

第七話まで視聴しました。
始めの頃は「ん、なんかデスノートに似てるなぁ」と思っていたのですが、数話経って同じ原作者であることに気づきました。
話数を重ねるごとにルールがどんどん判明していきます。そんなルールもあるのかよ!という気持ちになるくらいルールが増えていきます。でも、まあ、それはそれとして受け止めて視聴しています。
第七話では、かなり深く主人公に共感できました。この点だけでも観る価値があると思っています。というか余り期待していなかったのに共感できた事が予想外でして、びっくりしています。
今後も期待しています。

2021-1222追記
第十話を視聴、OPはイマイチな印象ですが、後ろの方の花がチラチラするところは好きです。
前回からかな、ちょっと個性的なキャラデザの人が登場しました。原作ではどんな造形なのでしょうね。正直、少し観易くないです。愛を知らない人物、ハジメ君ですか。駒として、高レベルの頭脳戦に参加していますが、対応できなさそうです。来歴的には注目したい人物です。まあ、みんな来歴は酷いものですけど。
ルベルに一級への昇格の兆しがみえました。これで助かるかな? お、一級になった。「感情の天使ルベル」っていいですね。赤の矢には逆らえない、って描写があって、わかりやすかったです。さだまさしの「関白宣言」。ハジメ君、精神が分裂しちゃうんじゃないかと心配しましたが、赤の矢に従うってことで落ち着きそうでほっとしました。なんか造形は好きじゃないけど、ほっとけない感じのキャラですね、ハジメ君は。

2021-1228追記
第十一話を視聴、前回サキに赤の矢を刺されたハジメ君、味方になってくれないかな。赤の矢で操られるのではなく、真の意味での味方って意味です。かなりお気に入りキャラになりました。
あ、メトロポリマンには他にも仲間がいたのか。ハジメ君は捨て駒扱いだったのかも。相手は四人。二人が出てくれば数的には互角。決戦になるのかな。
ルベルの誘導により、メトロポリマンは戦いを決意。このチャンスを生かすしかない。互いに赤の矢を刺し合うのはいいアイデアですね。羽根で超高速で移動出来るので銃火器は効果が薄くて、面を切り裂く剣の方が有利かな。そうでもなかったですねw でも、お見事です。ルールを利用する形式はデスノートと同じですね。
敵は一人ずつ、小出しに出てくる形。次はウイルスマニアの女性。回避法はどうなるのか、次回が気になります。

全体の感想は早いのですが、忘れないうちに少し書いておきます。
神候補、うまく集合できていますが、完全に身を隠す者が居ても不思議ではありません。そうゆうのが残っているのかもしれませんが、今の残りの神候補のカウントはどうなってるのでしょう。言及がなかったという事は居るという意味だと捉えました。登場したので全員ではないような気がします。

2022-0110追記
第十二話を視聴しました。
なんと、前記の「互いに赤の矢を刺し合うのはいいアイデアですね」が外れだったとは。完全に私は原作者に操られていますね。
今更ですが、OPにおいて、受験生を悩ます(?)「プラチナ」の英単語の綴りの「u」だけが上に書かれたタイトル、これで覚えられる受験生も居そうですね。ん、むしろ最後の「m」の方が厄介?
さて、状況の方が厄介なのですが、あのウイルスマニアの女性に赤の矢はもう刺さらないですよね。打開策はさっぱり思い浮かばす、予想すらも出てきません。多分こんな困難が何回も続くんでしょうけど、原作者こそが神ではないでしょうか。
結局、うわぁというやり方ですが、ウイルスについては見事に納得させられました。しかし、これでは終わりません。すさまじい結果になりました。ハジメ君を視聴者(少なくとも私)に気に入らせておいてのこれというのは、明らかに予め計算されてのもので、もう悲しいやら、なんやらで唸り声しか出せません。
しかし、人間がこんなに必死になっている脇で、天使たちのあの表情、もう凄みを感じます。
さて、次のシーンの辺り、みなさんのご意見も割れそうなところです。レヴューをたくさん見たい所ですが、ここは堪えます。私の感想としては「神制度廃止、天使の皆さんは失業」という線(某アニメがこれに近かった)です。これがかなったらいいなぁ。
気になったのが、ラインハルト、じゃなくってメトロポリマンを非常に非人間的に描きすぎている点です。キャラ造形として単純すぎませんか。これにはきっと裏がありますね。
架橋君はド正論を展開しますが、却って心配になるくらいの理想主義です。確かにそれが実現してほしいとは思います。けど・・・、という引っ掛かりが正直、私の中には残りました。詳しくは書けません。
さて、絶対に決着のつかない一対一の戦いが始まりそうです。
かなり楽しみな最終回になりそうです。(0111追記、この認識は誤りでした。)

2022-0111追記、0110追記の文末に追記。
第十三話を視聴、なんと、決着のつきそうな取り決めになりました。予想を何回外してくれるのでしょうか。
六階堂さんの台詞で「自分」って言った部分は「私、俺」とかの方がわかりやすかったかなー。
お、最終回なのにOPがあります(後に最終回ではないと判明)。逆に新鮮ですね。天使たちかな、化石化しているのは。前記の私の希望であった天使の失業、あながち間違ってないのかもです。本編の盛り上がりに引きづられて、以前書いた「OPはイマイチな印象ですが」を簡単に覆す福松でしたw
さて、予想通りメトロポリマンの過去シーンになります。これで彼の非人間的な言動の根源が見えてくるはず。これをアニメの、いや物語の作法と言うのでしょうか。
枯れることのない花は不可能性の象徴で、神への反逆の意思表示でもあります。妹はレア。不吉な予感しかしない。徹底的にノブレス・オブリージュを欠いた人物だったわけですが、このままで済むわけがないですよね。狂気スイッチが入ったわけですか。これは事故死するな、と思っていると、うわぁ、珍しく正解だった・・・。予想していたとはいえ、これは辛い。狂気が加速せざるを得ない。物凄い死に顔の作画です。なんでそんな高い所で話をするかな。猫みたいなもんかな。あ、これは激痛過ぎて痛覚を遮断されているやつですね。もう、どんだけアイデア入れまくるんだよ・・・。完全に不定の狂気に陥りました。san値はゼロだったのですね。納得したので、描写はもう十分です。
十四才と十七才はアニメにおいて大きなメルクマールですが、ここでもそれを使ってきました。
ここで自殺未遂からの天使到来な訳ですね、圧倒されていてすっかり忘れていました。
ん、看板。意味が判らないです。なんだろ。あ、意味なくて、ネット中継前の繋ぎでしたか。もう、なんでもかんでも意味ありげに見えて来て、私自身、ちょっとおかしくなってきました。しんどいぞ、この作品は・・・。
子供はネット中継をして、相討ちからの漁夫の利を狙っている模様。かしこい子供だなあ。彼の狙い通り、当局も動きますが、これ、1クールで終わらなさそうですね。
メトロポリマンの「言っている事」は正しいのだろうけど、狂人であっても、そうでなくとも、某アニメの主人公の言葉通り、独裁体制は、ちょっと・・・。
あれれ? そういう方向? おいおい、メトロポリマンの支持不支持で世界が分断されちゃうよ。トランプかよ。これは分かりやすい悪役設定になりました。ナチスを遥かに越えちゃってるので、掛橋くん、もう赤の矢を刺しちゃっていいですよー。
メトの演説時の画面の揺れ、何を表しているのでしょう。確信の無さ? んー、違うような気がします。視聴者の不安を煽る? これかなあ。
EDテロップ。あの子供、潘めぐみさんや。
お互いに最後の矢。え? ここで掛橋くんの名推理炸裂? うわぁ、忘れてた。その手があったか。あ! あの子供か? いま戦慄が走りました。とんでもねえな。
どうやら2クール作品のようです。正直、観るのに疲れました。でも傑作になりそうです。
原作陣には大きなプレッシャーがあったと思いますが、十二分に応えてくれていると言えるのではないでしょうか。さすが専門家です。

2022-0121追記
第十四話を視聴しました。今度こそ最終回かもしれないので、ドキドキものです。
んー、タワーの時からメトは操られていたってことなのかな。OPありました。しかも「1stシリーズディレクター」というクレジットを今更発見。なるほど。
対決の方は、そう来ましたか。なかなか熱いですが、赤の矢は刺さらないと予想、即座にそれが正解と判りました。やはり子供か。
そうゆう読みだったのか。架橋君もかなりの頭脳派ですね。
で、つばさをつかんだの? 観なおしました。手をつかんで、つばさでメトの顔を包んだってことですね。ついていくのが大変です。メト、ピンチです。
ここの作画は鳥肌が立ちました。凄すぎでしょう。拘束に成功、後は六階堂さんが留め、とは単純にならない気がします。ひねくれものですねー、私も。
遂に当局に位置を特定されてしまいましたが、タバコが太すぎたのは残念でした。些細なことですが、気にする人はきっと居られるでしょう。
見た目は20mmですが、多分、12.7mm弾なので肉片になっちゃいますが、そこまで残酷な描写できないでしょうね。どう制作陣は切り抜けるのでしょうか。
遠景でしっかり描写されていました。20mmなら、肉片すら破裂しちゃいそうです。
これは「メトロポリマン編」になるみたいですね。2ndでは、あの子供との対決になりそうです。他のの未搭乗の神候補も気になります。
六階堂さん・・・。
聴診器がちらっと見えましたが、チェストピースの表裏のダイアフラムの直径が同じタイプですね。片面式かもです。両面式にして、一方を小さくして子供用にするのが今のトレンドのようです。なお、強く当てると高周波音が、軽く当てると低周波音が聴こえるというのは豆知識です。
タバコの作画がまともになりました。最後のシーンなので大切にしてほしいです。
私も喫煙者なのですが、悔いのないように出来ることを積み重ねていきたいと改めて思いました。どうしても自分と重ねて、天使の台詞とも合わせて泣いてしまいました。
悲しみとやり切れなさを感じる、非常に美しい別れのシーンでした。死に顔のカットも壮絶でした。メトのも。
検索した所、第十五話の存在だけを確認しました。このまま原作者と制作陣に見事に踊らされること必定で、とても楽しみです。

2022-0123追記
恥ずかしい誤りを書いたので、指摘される前の訂正に間に合いました。
気付いてたけど指摘メッセをご遠慮なさった方々、歯がゆい思いをさせて申し訳ありませんでした。
上記0121追記中場で「見た目は20mmですが、多分、12.7mm弾なので」と書きましたが、見た目は20mmではありません。連射しているので対物ライフルではなく、機関銃系統のようです。20mm機関銃なんぞ、人の手で持てる代物ではありません。対物ライフルなら35mmくらいは昔、あった気がします(ちゃんと調べるとありませんでした💦 危ない危ない。30mmならウクライナとフーシ派が別々に作ったそうです)。六階堂さんが使った物の正式名称がお分かりの方、いらしたらご教示ください。
いやはや、さすがの「にわかのプチ・ミリオタ」だけはあります、やらかしました。

2022-0128追記
第十五話を視聴、久しぶりのアニメ視聴です。一日一話を目標にしたいです。
厳然たる事実を前に、当局が本気を出すというのは、シン・ゴジラと同じですが、あのグダグダ感、是非とも再現してほしいですね。でも、そうすると「敵(当局)が無能」のパターンになって、ハラハラ感が無くなっちゃうかもですね。本作のテーマはそこには置かれていませんし、ボツですねw。
あれ、OP変わってないですか。なんか知らない人が翼を生やしています。
作画が良いというのか、リアルというのか、それはちょっと違いますか。とにかく、とても陰惨なイメージを演出しています。六階堂さんは残念で、私は非常に悲しんでいます。
本作と逆に、人ひとりの死を雑に扱って、私が激怒した作品がありますが、レヴューでは激怒の片鱗すら出さなかったつもりです。あれをお読みの方、私はあの時、大人げなく激怒していたのですよ。三話くらいで私は切ったあの作品です。私の断念棚を見て頂いてもいいですし、どの作品か明確に知りたいという方はメッセでお知らせしますのでお気軽にどうぞです。
サキちゃんの怪我をした顔もしっかりと崩していて、ポリシーが見えます。非常に好印象な作画陣です。
ここ、ちょっと泣いちゃいました。本当に耐性がないな、福松は。でも、久しぶりのアニメ視聴に心が洗われていきます。
天使たちの、まるでペットや野生動物の交配寸前を眺めているような様子もしっかり描写されていました。いいですね。天使の台詞は本心ではなく、人間に合わせてあげているんだぞ、という傲慢さを感じました。実に上手い、と思っているのは私のような少数派なのでしょうか、皆さんのレヴューが楽しみです。
なんか難しいシーン。ハジメ君の天使バルタが帰るのは判ります。ペネマ? 誰だっけ。あの子供(白の矢を確認)もいるなぁ。わかりませんw とにかく私のお気に入りだった(これも制作陣に誘導された事実がある)ハジメ君の不憫さを引き立てようとしていますね。鬼畜な所業ですが、非常に評価できます。
バルタの「残念」発言も実に白々しいです。というか「残念程度」と明言されていますね、ショーとか言ってますので、これは私、珍しくも正解してるんじゃないかなぁ。人間じゃない感が満載です。非常に緻密に制作されていますね。原作のパワーを感じます。
潘めぐみさんの声が実に澄んでいて、素晴らしいです。時間のない未視聴の方、これ(第十五話06分辺りからしばらく)だけでも必聴かと思います。目も綺麗に描かれています。レベル高いなぁ、日本のアニメは。
あれ? ラインハルトじゃなくって、メト君、どうしたの? DNAがなんちゃらって言ってなかったっけ。直前の子供の台詞との対比から言って、これは生きていますね。でも、なぜ? 記憶はなさそう。ふーむ。って、びっくりさせられました。なんてことはなかったです。揶揄われている気がする・・・。
潘さんの出番、これから増えそうですね。しかし、純粋そうな子供なのにスーツの改造具合が判るって、この子供の自殺の背景説明が今後ありますね、どんな壮絶さなのか、ちょっと怖いです。
残りの神候補は6で確定、ついに決戦、と思いきや、まさかの無気力展開。子供が天使たちの間で急浮上しまして、この後の過程が楽しみです。
なかなか人間らしい女子キャラが出てきました。天使の行動を見ていると、私まで何かがずれていきます(元からとか言わないでくださいw)。人間だもの、こうなっても責められませんよね。インスタ禁止って、子供相手かよ!って笑う所でしたね。
結糸(ゆいと) 向(すすむ)、小六。自殺ではないのですね。暇を持て余す小学生に戻りたいです。心の底からそう思います。苗字を検索、日本には存在しない苗字でした。遊戯の天使、ペネマ。ちょっと軽率な天使です。
平気で遊戯王を出してきますね。インスタもそうでしたね。原作者の腹を括ってる感が伝わります。
とにかく非常に純粋純朴な子供で、今回、世界に呼びかけた方法にも言えますが、何をしでかすか分からない危さを表現してきます。見事な描写としか言いようがありません。
しかし、突然のレッド指名という急展開で、ちょっと(架橋君も)戸惑ってしまいました。

それにしても、困難を搔い潜って視聴したのですが、時間がかかり過ぎて困ります。一話見るのに二時間は掛かりました。色々と邪魔が入り過ぎで困ったものです。次話の存在も確認しています。2クール物でしょうね。

2022-0218追記
まだ本作の続きを観れていませんが、生存確認報告を兼ねて追記します。
まるで鬼束ちひろの「月光」ですね、この作品は。一部歌詞が重なり、想像が膨らみます。出だしの、

I am God's child.
この腐敗した世界に堕とされた
How do I live on such a field?
こんなもののために生まれたんじゃない

において、God's childは神候補とも天使とも取れますが私は前者の立場を取りたいです。物語と照らし合わせると、上の四行目の心の叫びは私の心をも撃ち、辛すぎます。

以降、途中の「鎖」は神候補の立場を象徴していますし、「理由」は天使に語ってもらいたいのかなとも思いました。「最後になど手を伸ばさない」は終末を拒否していると捉える福松でした。当面は視聴継続中の作品に手を出していきます。攻殻2とかルパン5、本作、もうすぐ再開の86などです。
なお、例の救急車騒動では、私は鬼束さんの肩を持ちます。

投稿 : 2022/02/18
閲覧 : 550
サンキュー:

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