シン☆ジ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
惜しい。。もうちょっとで刺さるのに(後編)
吸血鬼モノは好きなんですよ・・
例えば、屍鬼とか、ポーの一族とか(古)・・
なのでちょっと期待し過ぎたかも知れません。
原作:ジャンプ系の漫画
つまり集英社。
でも小説が講談社系という
珍しいメディアミックス。
制作:WIT STUDIO
(進撃、カバネリが好きかな)
放送:第1クール:2015年4-6月
第2クール:2015年10-12月
視聴:2021年11月(dアニメ 全24話)
■設定/展開
ちょっと既視感ありました。
特に感じたのは約束のネバーランドやコードギアス、リヴィジョンズ辺りに似てる感。悪くはないし仕方がないとも思うんだけど。
で・・一体なぜ自分に刺さらなかったか考えてみました。
(いつものグチです)
~{netabare}
<野郎同士の絆>
最初ケンカばかりしているよにうに見えた優一郎とミカエラの間に、命を賭してまで助けようとする程の絆があるように感じさせてもらえず、その後の展開に感情移入ができなかったのが大きいかな。普通に血のつながる家族設定にしてくれてればまだ良かったかも。ミカエラが女性だったらさらに良かったかも。あーでもそうなると三角関係?それもいいかもw
<恋愛面>
恋愛面が薄かったのも大きい。
シノアがヒロインであろうことは序盤から予測できたけど、優一郎をずっと「さん付け」で呼んだりして終始距離感があり、ツンでもデレでもなく。二人の間にほとばしるような熱い情愛や切ない感情が感じられればもっと楽しめたかも。双方クール過ぎるねんw
<キャラの性格>
メインの二人とヒロインはじめ、ほぼ全員がクール。
なのでエピソードもメリハリに乏しく、
悲愴感が伝わってこないし、勝利の爽快感も今一つ。
人類滅亡の危機に透かしてる場合かっw
例えばフルメタのような元気キャラがいればまた違ったのでは。。
<終わりのセラフ>
唐突に出て来て大した説明も活躍もなく消えてった・・みたいな。
作品タイトルになった存在なら、もっと大暴れしてもいんじゃねw
<終わり方>
しっちゃかめっちゃかになって、なんだかよくわからん内に逃げて・・
四ヶ月後てw
{/netabare}~
まあちょっと惜しかった面を強調し過ぎた感はありますが、物語的には8話辺りから面白く感じてきて、バトル的な部分への興味もあって継続し、それなりに楽しめはしました。
が、観終わっての満足感はほどほどだったかなあ。。
やっぱ惜しいw