カリウム さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
最後のエウレカセブン
あくまで、見終わった直後の感想です。
今までハイエボリューションシリーズを追ってきた方は、自分の目で見て判断することをオススメします。
音楽も作画も決して悪くありません。
作画に関しては所々「ん?」となるような所がありましたが、戦闘シーンや大切なシーンはとりあえず綺麗でした。
{netabare}
前作から観てみると、恐らく「脱エウレカセブン!」を推していきたかったのでしょう。
しかし、その行き着く先が『ターミネーター』や『逆襲のシャア』、『マクロスΔ』などのオマージュようなものでは意味がありません。
また、細かい所で気になるところが沢山ありますが、とりあえずそれは良いとしても、デューイやアイリスの能力はやり過ぎのように感じました。
今までの作品で、あんな能力者いましたっけ?(ao以外で)いたらすみません。
そして登場機体についてですが、せめて月光号は昔のデザインのほうが良かったと思います。
また、過去キャラの扱いも良くありません。
いくら「脱エウレカセブン」でも全て新しくすれば良いと言う訳ではありません。
ただ、最後は個人的に好きです。
あえて最後の最後にだけレントンを登場させ(あえてですよね?)そして、エウレカは新たなエウレカへと受け継がれる。
恐らく本作は最後のシーンから、逆算して作られたのではないのでしょうか?
だから、このような最後としては満足のいかない作品になってしまったのではないでしょうか。{/netabare}