「ひぐらしのなく頃に礼(OVA)」

総合得点
69.8
感想・評価
949
棚に入れた
4635
ランキング
1710
★★★★☆ 3.7 (949)
物語
3.6
作画
3.7
声優
3.9
音楽
3.5
キャラ
3.9

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ネタバレ

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象度:85

2009年発売のOVA(オリジナルビデオアニメ)。netflix視聴。

1話30分弱の5話構成。1話と5話は1話完結のギャグ回。
これはファン用のオマケ。

2~4話の「賽殺し編」は「ひぐらしのなく頃に解」のエピローグ
の続きとも言える世界。

{netabare}
古手梨花は、自身の死によってパラレルワールドを渡り歩き、
生き続けた世界が現実の世界となる特別な存在。

昭和58年6月の雛見沢村の惨劇の無限ループの檻に囚われ、
100年もの間、幾多もの少しずつ違う惨劇のパラレルワールドを生き、
その経験の中から運命を変える方法を学び、
周囲との絆を深めることにより、やっとのことで惨劇を回避し、
無限ループから抜け出して、1983年7月以降の時を生きていたが・・・

不注意の交通事故により、再度、昭和58年6月時点に舞い戻ってしまう。
そこは、「解」における真犯人が犯人になる動機がない平和な世界。
雛見沢連続殺人事件は発生せず、
梨花、沙都子、礼奈が家族と一緒に平和に生活し、
圭一は雛見沢に来ない世界。
そして雛見沢が1年後にはダムに沈む世界。
しかも、巫女としての特別な力も失っていた・・・
{/netabare}

パラレルワールドの振れ幅としては、過去最大であり、
「ひぐらし」の世界観にさらに深みを与えるエピソードだと思います。

パラレルワールドを脱出する方法が自死では、
究極の選択としては弱すぎると作者が考えたのか、
トリッキーな設定になっていますが(ここでは伏せますが)、
その結果、究極の選択そのものを描写せずに、
あやふやにせざるを得なくなっていることを考えると、
そこまでする必要はなかったのかなと思ったりします。

投稿 : 2021/11/22
閲覧 : 203
サンキュー:

2

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