ぬるま湯 さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
砂糖菓子みたいな女の子たちの日常系アニメって感じ。
日常系が合わない人は15分で苦痛になると思います。初回断念しました。
小学生のキャンプで出会い、新しい小惑星を見つける約束をしたミラとアオ。会ったのはそれっきりだったが高校で再会する。っていう導入。
でも天体観測関連の話というより女の子たちが戯れる日常系という印象。
というのも再会からのOP、そして本編と始まるのだが、そこで“人付き合い苦手な子と初々しいやりとりで距離を縮める”っていうエピソードを何分もかけてじっくり見せられる。(詳細→{netabare}ミラがアオに再会の喜びいっぱいでガンガンメッセージ送る。アオが返事に困ってビジネスマナーらしき本を見る。翌日、アオの返信が堅くて「昔はフランクだったのに。嫌われることしちゃったかな」と不安になるミラ。直接会って「しつこかったよねゴメン」と謝るミラに「私の方こそ可愛い返事できなくてゴメン」と返すアオ。夜、電話しながら二人で星を見る。翌日、前夜のことが嬉しくてはしゃぐミラ。アオを覗き見るとアオもニマニマしててミラは悶える。{/netabare})導入部で示した「小惑星を見つける」というテーマから離れたところに時間かけ過ぎ。こういうのを「尊い」って思える人は楽しめるんだろうけど、そういうのを求めてない人には退屈。というか苦痛だった。
主人公のミラも、たった一回会っただけの子の夢に共感して自分の夢として数年間過ごしてたっていう空気が感じられない。{netabare}「文化祭でセクシープラネタリウムが大盛況だった」なんて感想が出るなんてホントに小惑星見つけたいの?って思った。別に真剣にやれって言いたいわけじゃないけど、人の夢を応援するっていう立ち位置ならそれでいいけど{/netabare}「自分の夢」とする人の熱量が感じられなかった。
ミラの友達の百合な感じなのも気になった。{netabare}ミラに近づく男に嫌がらせをするとかちょっと引く。アオの言動に萌えたりとか。{/netabare}いや百合キャラは嫌いじゃないけど前述の初々しいお近づきエピソードと相まって、「ああ、これ日常系なんだ」って思った。
導入部のテーマや雰囲気とOP後の本編の雰囲気がちぐはぐに感じて受け付けなかった。