7でもない さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
モウリョウ側の情報端末OSのUIデザインとツキカゲUIの対比すら楽しい
空崎市という架空の都市での女の子だらけの微ゆりで等身大な[ゆるくて][ハードな]現代忍者スパイアクション
・甘々でかわいい[キャラデザ]とかっこよい攻めてる[BGM]
・日中の[売店のおっちゃんとあいさつしてコロッケを買って帰る空崎市の日常]と夜間の[神経毒や洗脳、子供の人身売買、大型レーサーレプリカバイクやセグウェイに跨ったJK忍者、月夜をバックに屋上を跳び暗躍する両派の忍者達などの非日常]
・[作中で何度も繰り返される努力と持続した鍛錬の大切さ、絆、そして耐え偲ぶ古典的忍者像]と[ネットやPCを使用した情報収集、ハイテク忍具ガジェット、知力、スマートに相手を出し抜く策略]
・[長穂、雪、モモ、孫市と面々と引き継がれる絆]と[テレジアや白虎の人間への不信感、憎しみ]
・{netabare}[永遠と続くかのような穏やかな毎日]と[突然やってくる別れ] {/netabare}
・なによりこの作品を象徴するのは沖縄でジモティな反社ドラッグ集団と戦う時、帆船に乗り、両刃のバトルアックスを持ったウチナンチュ・バイキング幼女が出て来た事、許せる人とこれを見てふざけんなってリモコンを投げ捨てる人に分かれるだろうな。
決して大作ではないし、残念な部分もあるのも事実。似た題材でもっと点数の高い作品もあるだろうけど、それぞれの対比、いやミスマッチ感が初夏の夜風の様で心地よい
初見 2018年10月
2度目 2020年