Bハウス さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
トラどらの二番煎じと思いきや
原作者が竹宮ゆゆこさん
「トラどら」の原作者の最新作であり
堀江由衣さんの主演作と言う事も相まって
リアタイで見ていた
物語はトラどらと同じで
初めは好きな人が別にいるヒロインと
主人公が話をしているうちにお互いが惹かれると言うもの
香子は前作の大河同様お嬢様で
人を振り回すキャラクター
今作の主人公万里は穏やかな性格で
香子をかまっているのが苦にならないタイプ
しかしここで万里は記憶をなくしていて
この設定が最終盤の急転換になるのだが
初めは幼馴染の光央への探りで近づいていた関係が
お互い意識するようになり
折り返しで万里が告白して二人が付き合うと言う流れ
後半は二人のやり取りが中心になり
光央が千波との距離を近づけようとしている中で
香子が運転中に事故を起こしてから
二人の関係が徐々に狂いだして行く
思い出せなかった過去の記憶が
万里に襲い掛かっていた
実は高校卒業時サークルの先輩リンダさんと同級生
片思いをしていたがその時に「興味がない」と
言われたことがショックで駆け出し
記憶のなくした事故の原因だったのだ
徐々に大学生活の記憶を失い
とうとう東京を離れ実家に帰る万里
そこで香子は・・・・・・
清竜人楽曲の後期はこの物語の変遷にぴったり
だからこそシンプルな「ゴールデンタイム」がより生きる
古川慎さんは今作が初メインとあって
力が入っている感じはあるけれど
後半の芝居は現在の活躍も頷ける出来
実写化してもおかしくない様な素材だけど
キングはそこまで商魂ないのかなw