徳寿丸 さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
映画への愛はわかった
オリジナル作品(2021.11)
まぁ、ともかくも押井守を冠した作品という事でそれ以上でもそれ以下でもないと言うと偉そうだが逆に押井守という冠がなければある意味何がしたいの?と言われる内容である(無論、自分のようなクリエイティブな才能に乏しい凡人には理解できないだけなのは間違いない)。
内容としてはヴァンパイアの少女とそれに関わる羽目になった学生と教師の学園ドタバタコメディという感じだと思う。
敢えて、聞き取りにくい方言だったり、昭和40~50年代のギャグツッコミだったりと、まるで最近のアニメ作品に物申すと言わんばかりの主張めいたものは多少感じたような気はする。そこに意味を求めるな!好きなものを好きと言え!とでもいおうか・・・。
さて、個人的には全く視聴が進まない苦行アニメとなったが、当時のアニメや特撮モノの再放送で育った者からしても現在では中々受け入れるのは難しい。古い故に新しいという間隔には到底感じなかった。
やはり、時代と共にもてはやされた表現と廃れていく表現とそれを追求し開拓そてきたのが押井氏その人なのではなかろうか?
まぁやりたい事を1クール存分にできたのならそれでいいのだろう、本人としては。
声優さんは大変自分の好みの方が多く満足であった。でも苦痛。
私のツボ:OP1のコスプレ部部長の踊り