ハウトゥーバトル さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 3.5
声優 : 2.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
落ち着けと言われて落ち着く奴がいるか!え、いるの?
この話は母親がAI会社の結構すごい人なJKの話
まず本作を一言で言うなら「稚拙」としか。
AIという現台風の要素を取り柄ながらもその実は古典的な芸風
理論の爪が甘く、わざわざ現代風にしてる意味がない。さらに物語自体がつまらなく、もうどうしようもない
例えるなら「昔ながらの少女漫画を無理やり現代風にしたはいいものの、そこで満足しちゃった」的な
詳しく書いていきます
要素としてAIをメインにした青春ものです。近未来(というと大袈裟なのかもしれませんが、ほとんどの道具に高度なAIが仕込まれている世界)という設定で、いかにも現代らしいもの。
現代SFと青春系を組み合わせた如何にも、な作品。
まぁ期待はしていませんでした。
主人公の見た目がかなり好きなのですが、物語の内容がものすごく、といえるぐらいつまらない。
ありきたりな青春ものに無理やりAIという要素を組み込んだだけの作品であり、下手に中途半端。これを観るなら他の青春系アニメをみることをオススメします。そうですね…「思い思われふりふられ」とかが本作の上位互換な気がします。
AIがあったらこんな青春の可能性もあるのかなぁ、という妄想につきあわされるのが苦でなければ全然いいんじゃないですかね。知らないですけど。
音楽パートが存在します。
急に歌うよ。
これは私だけじゃないと信じてるのですが、歌聞くときって歌詞聞きませんよね?なんか歌詞は語呂が全てだと思っているので、歌詞の意味とか考えたことなかったんですけど、本作ではセリフがまんま歌詞になっているのでちゃんと聞かなければなりません。それに気づいたのは後半からだったのでちょっとばかし後悔してますが、どうせロクなことは言ってないのでそこまで…
ということなので、皆様は注意してお歌を聞いてください
{netabare}
個人的にはサトミちゃんは告白を受けずにそのままの友人関係でいることを望むようなラストが良かったのですが…まぁもし、そうなったとしても今までの展開が全て無駄になるので、それはそれでクソアニメとして認定するでしょう。
というかサトミちゃんが主人公だとは思いませんでした。ポスターであんなデカデカとAIちゃんが映ってるんですから勘違いしても仕方ないと思います。ええ。
あでもお母さんがヤケクソ暴走状態になるシーンは好きです。でもその後協力するシーンは嫌いです。どうしてアニメ映画の中では大人が悪いんでしょうね。正義感に縛られた理想主義者が非正義を壊すってそれ大きな声で言って大丈夫なのかな
{/netabare}
監督・原作・脚本は吉浦康裕さん。え!?イブの時間の!?なんでこんな中途半端な設定にしたの!?サカサマのパテマはロボットもんじゃなかったからって思ってたけどもしかしてイブの時間がたまたま?
キャラデザは島村秀一さん。ハチクロの方ですね
劇伴は高橋諒さん。ようじつの方ですね
アニメ制作はJ.C.STAFFさん。とあるの所ですね
キャラデザがあんま好みじゃありませんでした。なんか…なんでしょ。主人公以外見た目がすきじゃない…
主題歌…主題歌の名前なんだっけ?まぁ、ミュージカルですのでどっかで主題歌歌ってます。AIちゃん役の土屋太鳳さんが歌ってたやつ。
声優さんは。はい。脇役は豪華でしたね。豪華声優のくせに合っていないキャラが多数存在してたのが声優さんにとって可哀想で仕方がありません
一番守りたかったのはなんだったのか
ということで締めます