オパマ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
社会風刺、人間という生物風刺
近未来SFコンバットもの。
ただし、脚本の意図するところは本レビューのタイトル通り。
人は見たいものしか見ないのはその通りだと思う。
戦争や虐殺、それを悲劇として傍観する無関心も無くならないんだろうね。
悲しいことだけど。
だから反出生主義という思想が芽生えたのかな。
本能と理性。
本能を満たすために言葉を操るのか。
それとも、知性体として改善のために理性で本能を制御するのか、出来るのか。
そういうことを考えさせられる作品。
自分自身、個々人があらゆる情報媒体によって洗脳されていることを自覚することから始めなくては、何も変わらないんだろうな。