天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
破SFスーパー英雄(?)列伝36
TVの総集編だったパート1&Ⅱの続く第3弾なんですが、今回はがらっと変わって逆さまになって変形(それ、ガラット)じゃなくて、設定をがらっと変わってオリジナルな作品となっています。
まず、マーダルが星一徹(それは声優の人)じゃなく、アズベスのキャラになってます。
そして敵だったハイシャルタットとジョジョが義兄と義弟となり、チュルルが二人の義妹として成長した姿で出てきます。
星間文明など後半の展開は無しとなっていて、ヒルムカも敵対する鳥一族の娘として登場します。
では、どういう話になっているかと言うと、邪神兵の魔の力に取り込まれたハイシャルタットが、見せられた幻影の通り親殺しをしてしまい。それを目撃したジョジョとの戦いが描かれます。
まあ、時間が無いので駆け足的な描写となり、物足りなさを感じてしまう内容となってます。
ただ、惑星アースト統一を図る帝王としては、同じ名前がマーダルでも、こっちのアズベス姿の方が似合っている感じでしたね。
出来れば序盤で邪神兵を見せていた方が、取り込まれていくハイシャルタットに説得力が出た気もしますし、宴会で思わず部下が漏らした
「チュルルがハイシャルタットとジョジョのどちらと結婚するのか」
あたりを描写していれば、二人の対決に違和感を感じなかったかも知れません。
総集編は総集編で面白かったんですけど、総集編の分も含めて、こちらの話を3話でやればもっと面白なったんじゃないでしょうかね。
ラスト・・・あれってジョジョとチュルルでアダムとイブやりたかったんでしょうね、たぶん。
おまけ
魔の力に取り込まれたハイシャルタットはついに決断する
「今日こそ・・・今日こそ、ショウ・ザマ!私の屈辱を晴らしてみせる」
「あんた、それバーンじゃ(何を言う、わたしは黒騎士だ)」
「だからそれもバーン(ぎゃ~っ)」
おまけ2
「(マーダル)どうしたハイシャルタット?」
「私はギャブレット・ギャブレーだ、義に死してこそ華だと思わんか!」
「クワサン・オリビーを愛しているのだ」
(ええい、エルガイム見てないと分からんセリフを)