にゃん^^ さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
国内最難関の美大を目指して青春を燃やす、アート系スポ根物語(公式)
公式情報
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INTRODUCTION
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成績優秀で世渡り上手な高校2年生・矢口八虎は、悪友たちと遊びながら、毎日を過ごしていた。誰もが思う"リア充"……そんな八虎は、いつも、どこかで虚しかった。ある日、美術室で出会った1枚の絵に、八虎は心を奪われる。「絵は、文字じゃない言語だから」絵を通じてはじめて正直な気持ちを表現できた八虎は、美術のおもしろさに目覚め、衝動のままにスケッチブックへ向かっていく。そして八虎は、ついに進路を固める。「第一志望 東京藝術大学」実質倍率200倍、入学試験まで、あと650日──!国内最難関の美大を目指して青春を燃やす、アート系スポ根物語、開幕!
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スタッフ{netabare}
原作:山口つばさ『ブルーピリオド』(講談社「アフタヌーン」連載)
総監督:舛成孝二
監督:浅野勝也
シリーズ構成・脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:下谷智之
美術監督 :仲村謙・金子雄司
美術設定:緒川マミオ・中島美佳
撮影監督:服部安
色彩設計:歌川律子
3DCG 監督:大見有正
編集:関 一彦
特殊効果:福田直征
音楽:井上一平
音響効果:小山健二
音楽プロデューサー:酒井康平
音楽制作:DMM music
音響監督:菊田浩巳
制作:Seven Arcs
主題歌
OP:「EVERBLUE」Omoinotake
ED:「Replica」mol-74
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キャスト{netabare}
矢口八虎:峯田大夢
鮎川龍二:花守ゆみり
高橋世田介:山下大輝
橋田悠:河西健吾
桑名マキ:宮本侑芽
森 まる:青耶木まゆ
佐伯昌子:平野文
純田:福西勝也
恋ケ窪:神尾晋一郎
歌島:橘龍丸
海野:平塚未玖
白井:長谷川育美
城田:根本優奈
山本:古賀葵
大葉真由:和優希
岡田さえ:陶山恵実里
石井啄郎:村田太志
桜庭華子:大西沙織
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1話ずつの感想
Ep.01 絵を描く悦びに目覚めてみた
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公式のあらすじ
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夜な夜な友人と渋谷の街に繰り出すヤンキーにして、昼は成績優秀の高校生。矢口八虎はそんな毎日に空虚さを覚えていた。美術部の部室で出会った一枚の絵は、八虎に描くことのワクワクをもたらす。常に感じていた渋谷の「青」が表現出来た時、初めて覚える生きてる実感。「藝大一択?」八虎の眼前に進路は大きく開かれた
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感想
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進路に不安を持って勉強がんばってる八虎クンが
絵を描くことに目覚めて
競争率20倍の東京芸大に挑戦するおはなしになるみたい。。
八虎クンは、学校でタバコを吸うような不良っぽいところはあるけど
家のつごうで公立大学にしか行けないから、勉強がんばってるってゆう
マジメだか不真面目だか、よく分からない子なんだけど
ちゃんと勉強してるところを見ると、多分マジメなんだと思う。。
ほかに、学生服にスカートをはいてる子とか
生徒の下ネタに、マジメに答える美術の先生がいたり
ふつうのおはなしより、キャラが濃いみたい^^
今までやりたいって思うものがなかった八虎クンが
家の事情で大学行くために勉強がんばろうとしてたけど
気がつくと絵を描いてて、美術部に入ろうとするとか
やりたいことが見つかると、違うよね^^
芸大のおはなしは、前季の「ぼくたちのリメイク」にもあったけど
前にアニメの監督さんのウィキペディアを見たときに
芸術大学卒だけど、授業にはほとんど出てなかったとかで
芸術大学って、そうゆうところなんだ。。って思ったことがあった^^
あと、にゃんは高校の美術の時間に
自分ではよくできたって思う作品を先生に見せたら酷評されちゃったけど
美術に正解なんかないハズなのに、ボロクソに言われるって
きっと先生の心の中に、何かの感情が生まれたってゆうことだから
たぶん、芸術だったんだと思うw
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Ep.02 全然焼けてねえ
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公式のあらすじ
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顧問の佐伯先生の指導の下、八虎の美術部での日々。夏休みが終わり、デッサン30枚を仕上げた八虎に唖然の部員達。八虎は「天使の絵」の森先輩が、予備校では下から5番目と聞き、衝撃を受ける。年が代わり、森先輩は八虎に「ニケ」の絵を残し、卒業する。八虎は藝大受験を認めない母に、母の日常を描いた絵を差し出すのだった。
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感想
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あらすじの通り、八虎クンが絵を描きたい!って思う気もちが
本物だ、ってゆうおはなしだったみたい。。
デッサン30枚は、いやいや描いてたら、多いのかもだけど
たとえばゲームとか、徹夜してでもやりたい!って思う人もいるみたく
自分の好きなことしてる時って、時間なんか関係ないと思う。。
とくに八虎クンは、絵を描く楽しみを見つけたばっかりだから
楽しくってしょうがないんじゃないかな。。
それから今回のおはなしで、森先輩との絵の交換で
先輩の描いた絵に、祈りがこもってるって聞いて
芸大進学を認めてくれないお母さんに
家事をするお母さんの絵を描いたんだと思う。。
絵を描くことで、描くもののことが分かるようになる。。
お母さんの大変さが伝わってきた、ってゆうところはうるうるして
卒業の日に、森先輩の絵を贈るところでは、涙が出てきちゃった^^
そんな感じで、おはなしはよかったけど
美術のおはなしだから、もうちょっと作画もよかったらよかったのに☆彡
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Ep.03 予備校デビュー・オブ・ザ・デッド
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公式のあらすじ
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八虎は腐れ縁の女装男子、鮎川龍二と共に予備校「東京美術学院」に入学する。「天才」高橋世田介。「絵描きフェチ」橋田悠。「美術サラブレッド」桑名マキ。彼らを束ねる講師の大葉真由。世田介の画力に舌を巻き、男性に振られた龍二に翻弄される。大葉に言われた「自分の『好き』を見つける」ことに汲々とする八虎だったが…。
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感想
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予備校に入ってのおはなしだったけど
新キャラの紹介、天才の絵を見てショック!、絵の描き方とかコツ
鮎川クンの恋愛、美術館とか画集を見て"自分の絵"を描けるように練習。。
そんな感じで、すごい情報量のおはなしで、30分が長く感じた^^
絵のことは、にゃんは美術のクラスを取ってたから
石膏像とか描いたことあるけど、ぜんぜんバランスがおかしくって
絵の才能がないって分かったw
それと、どこかで知ったか忘れたけど、芸には守破離ってゆうのがあって
守は、先生のゆうことをよく聞いて、基本を守る段階
破は、基本ができたら、ちょっと変えてみる段階
離は、先生のやり方から離れて、自分の芸を作る段階
って、ふつうは進むみたい。。
でも、この予備校では
基本がまだできてない生徒にも、破とか離を教えてるみたいで
そうゆうのでもいいんだ。。って思った^^
あと、鮎川クンの恋愛のおはなしで思ったのは
鮎川クンが男の人のことが好きなのはぜんぜんかまわないけど
鮎川クンが男の人を好きになるの自由があるように
相手が女の人を好きになるのも自由だって認めてあげて欲しい☆彡
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Ep.04 我々はどこへ行くのか
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公式のあらすじ
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世田介に、自分が描いた絵を、好きな絵の「上澄みを掬ったよう」と指摘され、凹む八虎に、大葉は「構図」と「視線誘導」の重要性を伝える。浪人生と合同の夏期講習が始まり、温度差に面食らう八虎。最終の公開コンクール、1位になると受からないというジンクスに、トップのマキは落ち込むのだった。そんな中、世田介が予備校を辞めると言い出す。
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感想
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世田介クンや悠クンは、八虎クンの質問にふつうに答えててすごい!
大葉先生は先生だけあって
「構図」とか「視線誘導」を教えてくれたけど
そんな基本は、もっと早く教えた方がいいんじゃないのかな。。
それとも初歩すぎて、知らない方がおかしいとか?
コンクールで1位になった人は受からない、ってゆうジンクスは
前にYouTubeか何かで
「Sports Illustrated Cover Jinx」ってゆうので解説してたけど
「平均回帰の法則」ってゆうので説明できるみたい。。
(https://ja.wikipedia.org/wiki/平均への回帰)
「Sports Illustrated」って、スポーツ雑誌なんだけど
その表紙を飾った選手やチームは
そのあと調子をくずしたり、ケガをしたりして
活躍できないってゆうジンクス。。
有名な雑誌の表紙に載るような人って、そのころいい成績を残した人で
そんな人は、いつもの平均より調子がよかったり、ツイてた場合が多いから
そのあとは、調子を悪くしたりして
結局、平均に落ちつく、ってゆうことみたい。。
きっと、コンクールに1位になるってゆうのも
トップの人たちの実力って、そんなに変わらないはずだから
そんな中で1位になれるとしたら、たまたまいいアイデアが出たとか
ちょっとツイてたりする場合が多いから
入試のときには調子が悪くなったりして、平均にもどっちゃうのかも。。
あと、世田介クンが八虎クンに言った
「何でも持ってるやつが、こっちに来るなよ」は
「リア充爆発しろ!」ってゆう意味かな。。
でも、天才なのは世田介クンの方で
うらやましく思ってるのは八虎クンもおんなじだと思う。。
誰も、人の事なんか分からないから
文句があるんだったら逃げるか、がんばるかしかないと思う。。
世田介クンは逃げる方を選んだみたいだけど
にゃんはもちろん逃げる。。
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Ep.05 課題が見えてもどうしようもねぇ
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公式のあらすじ
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11月。予備校は少人数での実戦対応に移行する。モチーフのないイメージ課題に苦闘する八虎。龍二は無理解な父母との確執に悩んでいた。高校の美術室でばったり会った二人は、武蔵美に森先輩を訪ねる。主のいないアトリエで見た「祈り」の絵に天啓を得た八虎は、「天使の絵」と同じF100号にトライする。テーマは「縁」。
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感想
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今回のおはなしは、ちょっとむずかしかったかな。。
たぶん、八虎クンはブレイクスルーしたけど
毎回、その時の感覚でやろうとするから
そこで止まったままになっちゃう、ってゆう感じかも?
ほかの人の感想も見てみたいな☆彡
龍二クンはどうなのかな。。
にゃんの家もそうだったけど
親は、何か事件とかないと、分かってくれないよね。。
たぶん龍二クンも、親の気持ちを考えて自分を変えようとはしないハズだから
親もきっとそうなんだと思う。。
いちど、親と真剣に話した方がいいと思うけど
聞いてもらえなかったら、どうしたらいいのかな。。
そうなったら子どもって、引きこもるか家出するくらいしかできないし
それもできなくって、ムリに親に合わせてると
いつか心がこわれちゃったり。。
でも、そうなってからじゃ遅いかも。。
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Ep.06 メンブレ半端ないって
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公式のあらすじ
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「縁」で掴んだと思えた八虎だったが、その後の作品が「縁」の焼き回しと気付かされ赤面する。予備校を辞めた世田介から突然の電話。年明けの湯島天神で、二人は噛み合わない本音をぶつけ合う。センター試験を終え、1次試験まで40日を切ったこの時期に、大葉の、油画ではなく素描中心の指示。八虎は耳を疑うのだったが…。
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感想
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世田介クンは八虎クンのことがキライだけど
友だちがいないから、お母さんに言われて電話してきたみたい。。
八虎クンも、そんな世田介クンのことが好きじゃないんだけど
才能がある人が、自分をイシキしてくれてるのがうれしいってゆう
おたがいに相手のことをうらやましく思ってるみたい。。
でも、世田介クンは、人にはあんまり興味がない、って言ってたけど
だったら八虎クンのこと、うらやましく思うことないんじゃないのかな?
それから今回は、マキとのカラミが多かったみたい。。
マキもお姉さんをイシキしすぎて、精神を病むギリギリなのかも。。
それ以外に受験って、メンタルをやられるみたい。。
にゃんはやりたいこと以外できない人だから
受験勉強って特にしたことなくってよく分からないけど
就職するためとかじゃなかったら
そこまでして大学に入る意味ってあるのかな?
予備校に通ってるだけで、十分勉強できそうなんだけど。。
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Ep.07 1次試験開始
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公式のあらすじ
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1次試験まで1週間。大葉曰く、恐るべき成長を遂げた八虎にただ一つ足りないもの、それは楽しむ力――「自分勝手力」。パティシエの道に進むという友人・恋ヶ窪に誘われた夜、祝ってやらねばならない八虎が、逆に励まされる始末。右腕の蕁麻疹に悩まされながら、迎えた試験当日。世田介がいる。そして日本画会場では、龍二が…。
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感想
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試験をすぐ前にして、八虎クンに足りない対応力と楽しむ力がおんなじとか
先生も難しいこと言うなぁ。。
にゃんだったら、どうしていいか分からなくって、投げ出してたかも。。
恋クンがパティシェを目指すってゆうのは意外だったけど
八虎クンを見て、ってゆうのはうれしいよね^^
ホンネを出さないようにしようってする八虎クンが
恋クンに注意されて、グチを言ってたけど
楽しんでやったことが否定されたら立てなくなりそう
ってゆうのはどうかな?
にゃんは変わり者だから
クラスメートがアイドルとか、ファッションとかの話しをしてても
ほとんど関心なかったし
あにこれに来るまで、楽しいって思う物に共感してくれる人もいなかった。。
だから、前にも書いたけど
高校の美術の授業で、先生にボロクソに言われても
あー、やっぱり。。ってゆう感じで、そんなに落ちこまなかった。。
八虎クンは今まで、好きなことをしたことがなかったのかな?
にゃんのまわりの人が、カーストの高い人といっしょに
イジメに参加したりするの見てて
この人、ホントにそれが楽しいって思ってるのかな?
って思ったことが何度もあるけど
みんな共感してもらいたいから、テキトーに友だちにつき合ってるだけで
ホントに自分がやりたいことをしないでいるのかも。。
あと「八虎の努力は自信のなさの裏返し」ってゆうのは
にゃんもそうかも。。
自信がない、ってゆうのとはちょっと違うかもだけど
いったんあきらめたら、そのままどこまでも落ちてきそうで心配で
落ちこんでも何でも、毎日コツコツやっちゃうだけなのかも。。
何だかんだあったけど、けっきょく八虎クンは試験の日
楽しんで描けそうだった。。
でも龍二クンは
キャンバスに×を描いて出てっちゃったけどどうしたのかな?
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Ep.08 脳汁ブシャー
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公式のあらすじ
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1次試験の課題は「自画像」。自らの二面性をテーマに挑もうとする八虎。鏡が割れるアクシデントを、ヒントに変えて乗り越えようとするが…。試験を終えた受験生達を、大葉は「息抜き」と称し「骨の博物館」へと誘う。戸惑いながらも楽しもうとする彼らだったが、実はそれすら「課題」の一環だった。発表当日。果たして合格者は?
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感想
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前半は試験で「自画像」を描くことになったおはなしで
鏡が割れて、分割するってゆうアイデアが出たけど
そんなことって、めったに起きないことだから
すごいヒントになったんじゃないかな^^
それより、そんなにうまく行ったのに
引きずってる八虎クンが、見てて嫌な感じだった。。
もう終わっちゃったことはどうしょうもないし
それも、後悔するような内容じゃなく、うまく行ったんだから
悩む理由はないと思う。。
あと、鏡を割った子は、中の人が花澤さんだったから
きっと、大学合格して、八虎クンといっしょに勉強するとかかな^^
でも、そんなことがあったら、八虎クンより
ぶつかっちゃったこの方が、精神的ダメージ多そう。。
にゃんだったら、相手に迷惑をかけちゃっただけで緊張して
絵に集中できなくなると思う。。
後半は、骨の博物館に行くおはなしで
ふつうに見るのと、絵を描こうと思って見るのとは違うって言ってたけど
そうゆうんだったら、外に出るときは写真が趣味の人みたく
カメラを持って、写真を撮るつもりで歩いた方がいいかも^^
それと2人以外みんな同じようになったってゆうのは、本当?って思った。。
にゃんの目には、みんな違うように見えたけど。。
お肉とジャガイモ、玉ねぎ、にんじんを渡されて
麻婆豆腐が出てきたらびっくりすると思うけど
具材はこまかく刻んで入れました、って言われたら
「あぁ。。そう。。」ってゆうかもだけど、ちょっと違う気がする。。
2人がやったのは、それといっしょで
卵と炒めてトルティヤの皮に包んで、ブレックファストブリトー
とかもできるけど
カレーの材料なら味付けが変わっても
ふつうは煮込み料理になるのといっしょで
おなじ博物館なんだから、同じようになるのがふつうで
麻婆豆腐にするって、すごくひねくれてると思うけど^^;
ちなみに「選択のパラドックス」ってゆうのは
「現代の自由主義の社会においては選択肢が多いほど人は不幸を感じやすくなるという心理作用のこと。」
https://makitani.net/shimauma/paradox-of-choice
で、おはなしの中で言ってたのとはちょっと違うかも?
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Ep.09 さまようナイフ
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公式のあらすじ
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1次合格者は、八虎、マキ、橋田、そして世田介。残された5日で「色」を極めねばならない八虎は、画材店で龍二に出会う。「美大には行かない」と龍二。試験も棄権していた。夜の街で女性として働く龍二を、放って置けない八虎だったが…。そして龍二と両親の対立は決定的となる。ホームで龍二は八虎に、「溺れに行かないか?」
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感想
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美大の試験に×を書いて出てきた鮎川クンのおはなしで
家で親に否定されて、おばあちゃんだけが鮎川クンを愛してくれる
ってゆう感じなのかな?
日本画を専攻しようと思ったのは、そのせいだったのかな?
でも、八虎クンが最近の鮎川クンの絵を見て気が付いたのは
日本画より、服の絵の方が良いってゆうことで
鮎川クンってもしかして、本当は服のデザインとかしたいのに
好きなおばあさんに合わせて、ムリに日本画にしたのかも。。
そうゆうところが本当はどうなのか
分からないところがこのおはなしの難しいところだけど
鮎川クンが悩んで、誰かに分かってほしい
って思ってるのは伝わってきた。。
八虎クンは、そんな鮎川クンのこと気になって電話したりするけど
自分のことをまず考えて、会いに行こうとはしなかったんだけど
自分がやらないことの方に、新しい世界のヒントがあるかもって
時間はないけど、鮎川クンにつき合うことにした。。
そんなおはなしだったのかも?
もうちょっと、鮎川クンの家の事情とか分からないと、だけど
お父さんが暴力振るったりするのは良くないと思う。。
でもたぶん、いちばん苦しいのは、家族が分かってくれないことかも。。
にゃんは小学3年生のころまでクラスに合わなくって(からかわれたりして)
授業を抜け出して、親が毎日のように呼び出されてたけど
そんなことしても嫌われるだけって気が付いて
できるだけ大人しくしてる様にしたけど、反抗期だったのかな。。
でも、誰にも分ってもらえない気持ちはすごくって、ずっと悩んでた。。
子どもって親を選べないけど
親も生まれてからずっと親だったわけじゃなくって
親もたぶん、どうしていいか分からないってゆうのは何となく分かった
よく人生相談とかで、人の気持ちを考えなさい、とかゆうけど
人の気持ちが分かっても、その人に合わせようって自分を押しつぶして
自分の悩みは大きくなるだけだと思う。。
それで病気になったり、死んだりして、はじめて周りの人は
「そんなに苦しかったら、言えばいいのに」とかゆうけど
言っても「お前が悪い」「ガマンしろ」って言われるだけだし
みんなもきっと苦しくって、聞くよゆうなんてないんだと思う。。
親が毒親って、よく聞くけど
毒親もきっと、自分が間違ってるなんて思ってなかったり
思ったとしても、どうしていいか分からないんじゃないかな。。
じっとガマンしてる人も、好きなことやってる人も
この世に生きてる人、みんなかわいそうな人だと思う。。
だってみんな、人のことを心配しても、助けるよゆうがないから。。
今回の八虎クンもそんな感じで
心配はしてたけど、よゆうはなかったと思う。。
そんな中で、鮎川クンにつき合おうってしたのは
今までの自分にない、新しい何かを見つけたかったからで
それがムダにならない、って思ったからじゃないのかな。。
これが試験の当日だったら
試験をやめてまで付き合おうとはしなかったと思う。。
でもそれがふつうで、鮎川クンのことも大事だけど、自分のことも大事。。
悪いのは、人が2つのことをいっぺんにできるようになってないことで
この世界って、地獄なんだと思う。。
でも、そんな世界でも
自分ができることを少しずつでもやってくしかないのかも。。
鮎川クンも、好きなことしたらいいと思う。。
じゃなかったら、周りの人をよろこばせることをするか。。
好きなことしたら周りの人には嫌われるかもだけど
自分はしばらく生きられる。。
周りの人をよろこばせようってしたら
自分の心を押しつぶして、死んだみたいに生きなくっちゃいけなくなって
聖書のヨハネの黙示録が言ってるみたく
「生きてるとは名ばかりで実は死んでいる」になっちゃう。。
どっちがいいのかな。。
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Ep.10 俺たちの青い色
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公式のあらすじ
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二人が辿り着いたのは小田原だった。海が見える安宿で、布団を並べ、八虎の問うままに、龍二は語り出す。何故日本画を始め、辞めたか。祖母の存在と、中学時代の友人の一言…。だから「アタシはまだ死ねない」二人で海に沈む夢から覚めた翌朝、館主の心尽くしの朝食の後で、龍二は共にセルフヌードを描くことを提案するのだった。
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感想
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あらすじのおはなしで、海は見えたけど、あんまり関係なくって
八虎クンが鮎川クンと話すのがメインだったみたい。。
この前から気になってたんだけど鮎川クンは龍二ってゆう名前で
八虎クンとは龍虎(実力のあるライバル同士)で
二と八を足すと十になるってゆうのは
2人合わせると完全になるってゆう意味かも。。
ちなみに名前の八は、明るい未来とたくさんの幸せを願って、
二は、あきらないで自ら道を切り開くことを願って、つけるみたい。。
鮎川クンが家を出た理由は、自分の持ち物をぜんぶ捨てられたからで
日本画をはじめたのは、前回にゃんが思った通り、おばあさんが原因で
おばあさんは鮎川クンの心の支えになってくれたけど
鮎川クンを日本画にしばり付ける、鎖にもなってたみたい。。
それで家を出て、服飾関係の仕事をするみたい。。
「ランウェイで笑って」につながる世界かも^^
はじめは試験前であせってた八虎クンだったけど
2人で裸の自画像を描いて、いい刺激になったみたいでよかった☆
でも試験当日、とつぜん目が痛くなったって
ストレスって、そうゆうこともあるのかな。。、どうなるんだろう?
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Ep.11 2次試験開始
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公式のあらすじ
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八虎の2次試験は、眼精疲労の激痛と蕁麻疹と共に始まった。課題は「ヌードモデル」。八虎が導き出したテーマは「裸イコールありのまま」。小田原でのセルフヌードは無駄ではなかった。しかし不調を抱え、作業は遅々として進まない。一日目を終え、大葉は「テーマが平凡」と手厳しい。そして「飛び道具」の使用をアドバイスする。
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感想
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試験一日目、眼の痛みと熱と湿疹に悩まされた八虎クンは
ほとんど何もできないまま終わってアセってたけど
大葉先生に言われた通り周りを見回すと、進んでるって思った人たちも
実は下塗りくらい。。
二日目になってもまだ悩んでる八虎クンは
森先輩とか鮎川クンのことを思い出して、ありのままでいいって思うんだけど
先生に、弱い、って言われてたの思い出して
スケブにテレピン油をたらしだしたの。。
にゃんは受験勉強ってとくにしたことないからよく分からないけど
ストレスがハンパないみたい。。
画材を持って上がってくれた桑名さん
みんなが自分のことで精いっぱいの時に助けてくれるなんて、やさしい。。
ってゆうか、あのお弁当の量w
女子であれだけ食べれたら、大食いタレントにだってなれそう^^
とくにストレスとかあると、食欲がなくなったりするけど
桑名さんは大丈夫みたい^^
あんまり関係ないけど、エプロンしてる大場先生と桜庭が
岡田、石井クンといっしょに立ってると、何だか幼稚園みたいw
岡田、石井クン2人のキャラデザが手抜きすぎかも^^;
さいご、テレピン油をたらしすぎ。。
あれだけこぼしたら、床に水たまりみたくなってそう。。
もしかして、部屋の中のみんなを中毒にしようとかしてない!?w
あと、飛び道具って画材か何かだと思ったけど
けっきょく、熱さまシートのことだったのかな^^
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Ep.12 色づき始めた自分
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公式のあらすじ
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2次試験も大詰め。テレピン油をこぼした紙が半透明になる現象を、キャンバスに置き換える。「ヌード」は盛らず、ディティールを描き込んで「ありのまま」に、逆に周囲の「服を着た人」は、絵具を厚く盛って対比を明確に――八虎なりの「戦略」を、世田介は看破していた。「上手くなりやがって」その一言に涙する八虎だったが…。
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感想
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試験最終日と合格、そして卒業とそのちょっと後のおはなし。。
試験はさんざん悩んできたせいか
八虎クンは落ち着いてたみたい。。
試験に受かったことより
世田介クンに分かってもらえた方がうれしかったみたい^^
なみだを流してよろこぶ八虎クンと
いっしょに見られたくなくって離れる世田介クンがおかしかった^^
そういえば橋田クンが電話した時、あっさり切られて
お姉さんたちから「フられたー」ってバカにされたところもおかしかったw
あと、八虎クンにお父さんがいて、ちょっとびっくり!
母子家庭だから公立大学しかダメなんだ、って思ってたのにふつうだった。。
鮎川クンよりよっぽどよかったかも。。
卒業式で盛り上がったりもしなかったし
わりとたんたんとした最終回だったけど
じわじわ合格の実感がわいてくるみたいな、いい終わり方だった☆
{/netabare}
{/netabare}
見終わって。。
リア充だけどまじめな男子高校生が
ある日、絵を描きたいって真剣に考えるようになって
難しい芸大入試を目指してがんばるおはなし。。
主人公も入れて、よくあるなろう系みたいなキャラがいないのに
みんな個性的でよかった◎
原作者が東京藝大卒で、ちょっと難しいところもあったけど
表現とかも考えられてたみたいだし
裏話とかテクニックの説明とかも面白かった。。
続きがあれば見たいおはなしだった☆彡
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