砂粒と嵐 さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
敢えて言えばハーレム感は否めない
設定のユニークさ、着眼点、世界観の設定、メッセージ性、倫理観、キャラデザ、全体の構成など、今更言うまでもないが良作だと思う。
人間を優位にせず、他のどうぶつたちとは個性がそれぞれ違うというだけの対等な存在として描いている、という点がよく褒められているけれど、実際序盤の流れは様々な地方にいるどうぶつたちの困りごとを毎度かばんちゃんの発想で解決し、感謝される、という構図になっているのでグロさはあり、人間中心主義でないギリギリのラインではあると思う。
エンタメ作品なわけだから、最もギリギリのところを攻めるのが最適解であるのは言わずもがな、だけど。
何かハーレムアニメっぽいっていうか。かばんちゃんが男性主人公でほかのフレンズは選り取り見取りのヒロインたち、ぐらいのご都合っぷりと上下関係はあってしまう気がした。
サーバルちゃんの癖の強い喋り方がものすごく絶妙にゆるくて可愛くて、それがとにかく最高だった。
オープニングとエンディングもどっちもめちゃくちゃ優れている部類だと思う。