あーる さんの感想・評価
3.5
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
浦沢直樹作品
見終わりました。
序盤はがっつりハードなSFぽい雰囲気でなかなかよさそう。
想像やらなんやらを排除した世界というディストピア感と、その中で生きる超能力者とそれを駆除する政府。
設定はなかなか良い。
と思っていたら、中盤から雲行き怪しく。
案の定というか何というか。政府側もやっぱり超能力者。
主人公たちを生き延びさせるたびに能力インフレさせた結果、超能力無しに太刀打ち出来なくなってっていう行き当たりばったり感な展開。
行き当たりばったりじゃなく予定通りならなおさらしょーもない。
なんて思っていたら終盤。
結局超能力者でした展開がかわいく思える急展開。
世界が崩壊だの何だの言い始めて、最後は空飛んでバトル。
で異空間で謎に気さくな会話を交わしてさようなら。
オチはタイムリープという…。
世界観の設定は最高なのに、それを生かせず結局尻つぼみになるあの漫画家作品を読んでいる気分でした。