Bハウス さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
下ネタしか概念のない世界
女子高生の視点で描いた性についての話
OPのモノローグが4話ごとに変化していて
意訳すると「性の拒絶」→「性の興味」→「性の解放」
官能小説を音読する文芸部と言うのもどうかしているがw
登場人物が極端すぎるので日常系好きな人は
合わないだろうね
マリー作品は基本じめじめとした陰鬱なキャラがお約束で
今作はサブヒロインの菅原さんが担当
散々周りを振り回した後で
私はイズミ君が好きと告白して主人公を混乱させるけど
なんか動機もよくわからんままNTRに入っているから
感情が入らない
部長の曽根崎さんもクラスメイトに美人の有名人に似てる
と言われて潔癖が剥がれるチョロインだし
麻倉ももCVの桃子ちゃんは母子家庭から
急に男性を拒絶した挙句「菅原氏が好き」と言ったり
気持ちの変化にフックがないから
人間味がなく記号的な印象だった
主人公はSEXがトリガーになってイズミへの思いを募らせる
王道展開でこの中ではストーリーテラーとして
嫌味なく誘導してくれる
個人的にマリーらしいのは副部長の本郷
文才があって小説本出る位の実力があるが
編集から女子高生の官能小説を求められて
取材対象としてチャットでプレイすると言う出だし
相手は自分の学校の先生で
初めは興味本位で誘ってみたものの
同僚の先生と親しげに話しているのに嫉妬し
過激な発想に突き進む辺りは
ウィクロスのあきらっき~に通じるものがある
黒沢ともよさんも大人になったのねw
OPEDがハニワなのでジュブナイル感出しているが
やっている事は東京大学物語だからなぁ~
マリーだから生理について生々しくやると期待したのに
既存作と同じで一足飛びに妊娠来た時点で
興奮する展開にはならなかった
まあ最終回については大団円だけど
結局主人公たちは文芸部辞めたのか?