マーティ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
傷だらけで 嘘だらけで 純度だけは高くて
ついに見終わりました。結論からいってとても満足でした。キャラたちの成長が垣間見れました。
最初はうーん(-_-;)と思いましたが、中盤ぐらいから面白くて、最後の2話でテンションが上がり、最終的に満足しました。
2期から思ったのが、このアニメって会話が本当にわかりにくいです(;-Д-)。なんでその行動?なんでその話?なんで泣くの?とか・・・ただそこがわかると面白かったです。
2期終盤からうすうす思ってたんですけど、、、これって恋愛の話をしてるのかなと。由比ヶ浜の「私はわがままだから全部欲しい」(確かそんなニュアンス)とか、4話くらいで雪ノ下の元に向かうヒッキーを見て泣き出したり、11話くらいでも泣いてて。僕は最初気付かなかったんですけど、後半からやっと気持ちがわかって、11話で確信しました。
彼らの話ってホントわかりにくいんですよね~。でもわかると面白いのかなと。
で、すごく良かったのは、11話の比企谷の告白シーンです。途中「ん?」と思いましたが、「人生~」のくだりで「おお~」となりました。結構衝撃でした。まさかお前がそんなこと言うなんて・・・(誉め言葉)。これはなんかハガレンの最終話のエドワードがウィンリィに告白するシーンを彷彿としましたね!
最終話。デートでお互いすごく心開いてるし、雪ノ下の「あなたが好きよ。」が良かった。今まで伝えたいことをはっきり言えずにいた雪ノ下がここまで成長したのかと。このストレートな言葉にはやられました。
ちゃんと由比ヶ浜も前を向いてましたね。ここは変にドロドロしなくて良かった。ドロドロしてたら評価下がってたと思います。でも由比ヶ浜の最後の発言、もしかして・・・?
他にも3期はギャグ要素が増えていた、ヒッキーが明るくなって周りとよく親しんでいた、由比ヶ浜の心理描写、、、などが良かったです。
全体を通して俺ガイルに必要なキーパーソン
・平塚先生→この人がいなければそもそも奉仕部が存在してない。またヒッキーの心の支えになっていた。
・由比ヶ浜結衣→この人がいなければ奉仕部はすでに崩壊していた。またヒッキーや雪ノ下と葉山たち上層の人たちとの関わりもあまりなかった。
・小町→ヒッキーの心の支え。また由比ヶ浜たちとも仲が良いので、お互いが会うきっかけになった。
多分この人たちがいなければこの物語は詰んでましたね。
最後まで見て本当に良かった。見終わった後も良い意味で余韻に浸っていました。
これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。