「キャッスルヴァニア(Webアニメ)」

総合得点
64.0
感想・評価
30
棚に入れた
136
ランキング
4052
★★★★☆ 3.5 (30)
物語
3.4
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

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ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

海外製だから少し会話に齟齬があるけど、予想外に面白かった

日本の名作ゲームを基にしたネトフリ作品。日本のゲームが基だけど制作は海外だから、アニメ自体は洋アニメ。

シーズン4まであるけど、個別ページが無いからここに全部書く。
話数はそれぞれ
シーズン1→4話
シーズン2→8話
シーズン3→10話
シーズン4→10話


シーズン1がやった時から存在は知ってたけど、まさかシーズン4までやるとは思わなかった。それだけ人気があった・・・・・というより、元々4まで配信予定だったのかな?


作画に関してはさすがの一言。
キャラデザは日本風になっているけど、動きのぎこちなさはやっぱり洋風。ただそれでも最終決戦の戦闘シーンは見応えあるし、途中で出てくる建物のギミックや、3期で出てくる無限回廊から見える異世界描写はアニメとは思えない出来だから、それだけでも十分見応えがある。

さすが海外作品だけあって、腸が飛び出たり、脳みそぶちまけたりするグロ描写はしっかりしてるけど、エロに関しては途中まで全くない・・・・・いや全く無いと言うのは語弊がある、正確に言えば男に関して1期2期でチンコを描いている、なのに女に関しては乳首すらなかった。
・・・・・なんて思ってたら、3期でまさかの濃厚なエロシーンがあった。今まで性描写は悉く省いてきたのに、何でいきなり鮮明に描いたのかわからないけど、とりあえず良かった。ただ惜しむらくは、作中の発言から旅の途中セックスしまくりだったトレバーとサイファのシーンがなかったこと。レノーア×ヘクターやアルカード×弟子二人のシーンを描くくらいなら、主人公側を描いて欲しかった。


エログロ目的で観たけど、思った以上に良かった。元々英語向けに作られた作品だから、多少会話に齟齬があるし、細かい設定で説明が省かれてる部分もあるけど、それらを除いても面白かった。
ただ2期までは、基本敵味方しか描かないから良いとして、3期は全くつながらない場所で話が同時進行するから、一気見しないと分かり辛い。ただそこは一気にネット配信した強みがあるけど、もし週ごとでやってたら絶対受けてなかった(まあ今も受けてるのか微妙だけど・・・・・)。


作中出てくる「悪魔精錬士」っていうのに違和感があって、原文を調べてみたら「devil forgemaster」ってなってたから、直訳だと「悪魔鍛冶師」かな。まあ精錬でも間違ってはいないけど、精錬って言葉は不純物を取り除くことだから、人間から悪魔に変える・・・つまり人間が不純物ってことを指してるのかな?いやいや日本の作品ならともかく海外作品を訳しただけの言葉にそこまでの意味は無いか・・・・。


【各話あらすじ】
・1期

1→科学者志望の女リサがドラキュラを訪ねる。月日が流れ、リサはドラキュラと結婚するが教会に魔女としてトゥルゴヴィシュテという街で処刑される。旅から戻ってきたドラキュラは人間への復讐を誓い、一年の猶予を与え、悪魔の軍団を作る。一年後、再び現れ軍団と共に人間を襲う。

2→ワラキアを追われた貴族ベルモンドの末裔トレバーは酒場で悪魔を恐れる労働者たちと喧嘩をして。悪魔に襲われた街グレシットについたトレバーは司祭に襲われる語り部を助け、彼らの話を聞く。トレバーは語り部たちを街から出て行かせるため、消えた語り部の孫娘を助けに眠れる戦士の霊廟へ向かう。

3→トレバーは霊廟へ向かい石になった孫娘を見つけ石化を解除するためサイクロプスを倒す。トレバーは霊廟にあった仕掛けから眠れる戦士の話自体が罠だと推察する。語り部たちのもとに戻ったトレバーはすぐに教会へ連れていかれ、リサを処刑した司教から語り部たちを殺すから街から去れと言われる。トレバーはこのことを語り部たちに話し一緒に逃げようとするが語り部たちは拒否し逆に説得される。トレバーは語り部たちを匿い、処刑にきた教会と市民たちをかく乱する。

4→悪魔が現れ司教に矛盾を指摘し殺す。トレバーの説得で正気に戻った市民はトレバーと語り部の孫娘サイファ指揮のもと悪魔と戦う。だが悪魔のボスを倒した後、地面が崩れ霊廟の最下層まで落ちてしまう。そこに柩があり中から金髪の男が現れる。サイファは救世主だと言うが、その男は吸血鬼でトレバーと戦う。だがトレバーとサイファの正体を知った吸血鬼は戦闘を止め、自分の正体を明かす。その吸血鬼はドラキュラとリサの息子アルカードで、人間を虐殺しようとした父と戦っていた。三人はドラキュラを倒すため、旅をすることに。




・2期

1→リサが司教に捕まった時の話。ドラキュラは悪魔の軍団を作ったが、そこには二人の人間がおり、ドラキュラは彼らを指揮官に任命する。他の吸血鬼の反発を招くが、彼らは悪魔精錬士だった。

2→三人はまず装備を求めてベルモンド家の屋敷跡へ向かう。だが途中悪魔の軍団と遭遇し一匹を残して殲滅する。一方ドラキュラの城では軍議が進まず一体感を失っていた。そこにカーミラという吸血鬼が現れドラキュラに失礼な質問をして場を静める。再び軍議が始まり、まずどこを攻めるか話し合う。するとトレバーたちと戦った生き残りの悪魔が城で悪魔精錬士片割れアイザックに蘇生されトレバーたちの情報が伝わる。カーミラがベルモンドの存在を恐れベルモンド家の屋敷跡へ向かうことを提案する。

3→カーミラはドラキュラに忠誠心などなく、忠誠が厚い悪魔精錬士のヘクターと接触し企みを始める。屋敷跡についたトレバーたちはサイファの魔法で扉を開き、地下の宝物庫にたどり着く。トレバーは新しい武器を見つけ、サイファは知識をため込むが、アルカードは同族の髑髏を見て嫌気がさす。一方カーミラは将軍のゴッドブランドにドラキュラに謀反を起こす作戦を持ち掛ける。

4→カーミラはヘクターをドラキュラに対して猜疑心が向くよう仕向ける。一方ゴッドブランドは豚の血に飽き、近くの村を襲い人間を喰らう。ドラキュラは将軍たちが不穏な動きとヘクターの猜疑心に気付き、唯一信じるアイザックの忠誠を確かめる。その後アイザックはドラキュラへの謀反を持ち掛けてきたゴッドブランドを殺す。

5→カーミラに唆されたヘクターはカーミラの言う通り、アイザックを説得し、目的地をブライラという街に定める。アイザックはこのことをドラキュラに報告し、カーミラの増長を招くが将軍たちがまとまるから良いと言う。一方トレバーたちは宝物庫でドラキュラの城の移動魔法を封印する方法を発見するが、カーミラが事前に放った悪魔の軍団が迫っていた。

6→トレバーは悪魔と戦い、その間にアルカードが魔法の鏡で城の場所を特定し、サイファが城を操る魔法を探す。城はブライラの街に転位し、吸血鬼の軍団が出撃しようとするが、カーミラの策略で、ヘクターが蘇生させた司教を使い聖水にした川に吸血鬼たちを落とす。その後待ち伏せていたカーミラの軍隊が城に攻め入り生き残った吸血鬼たちと戦う。一方準備が整ったサイファは鏡を通して魔法で遠隔操作して、城は自分たちの真上に移動させる。

7→トレバーたちは城に入りまず将軍たちと戦う。将軍たちを倒した後上へ向かうが、アルカードたちが来たのを察知したドラキュラは唯一の忠臣アイザックを魔法の鏡で砂漠へ逃がす。三人はドラキュラと戦うが、トレバーとサイファは吸血鬼のスピードについていけず、アルカードとドラキュラの一騎打ちとなる。圧倒的に優位だったドラキュラだが、アルカードを吹っ飛ばした先がアルカードの部屋だった場所で、そこにあった家族の絵を見て自分が息子を殺そうとしていることに気付く。アルカードはその隙に杭をドラキュラに刺し、最後はトレバーが首を落とす。サイファがドラキュラの死体を燃やし一件落着、二人は父を殺したことにショックを受けるアルカードを励まし城を去る。

8→アルカードは城にある知識が悪用される危険があるため城に住むと言い、トレバーは下にあるベルモンドの宝物庫の管理も頼む。砂漠に飛ばされたアイザックは盗賊を悪魔に変え軍団を作ろうとする。ブライラの街にいたカーミラはヘクターを捕まえ国に帰り自分の軍隊を作らせようとする。トレバーとサイファはアルカードに別れを告げ、二人で旅に出る。




・3期

1→アルカードは城で一人暮らしていたが寂しさで一人遊びに興じていた。カーミラはようやく自分の居城に帰り、妹たちに迎えられるが、ヘクターは裸にされ牢に放り込まれる。魔物退治の旅をしていたトレバーとサイファはリンデンフェルドの街に着き裁判官に迎えられるが、狂った修道院長にも会う。

2→悪魔の軍団を作ったアイザックは、ある街の怪しい雑貨屋に寄り、望むモノを見れる鏡を手に入れ、裏切者ヘクターの位置を確かめ、ヘクターがいるカーミラの居城へ向かうため船を調達する。一方カーミラはドラキュラの混乱に乗じて自分達専用の人間飼育場を作ろうとしていた。リンデンフェルドの街にいるトレバーはサンジェルマンと名乗る謎の男に出会う、怪しいと思ったトレバーはすぐ離れるがサンジェルマンは狂った修道院長に持ち掛ける。一人でいたアルカードは謎の男女に襲われる。彼らはタカとスミと言い日本人でドラキュラのもとにいた蝶という将軍の奴隷だったが、ドラキュラに招集されてる間に逃げ出していた。二人はアルカードに吸血鬼退治の指導を乞い、アルカードは仲間にする。

3→トレバーたちは裁判官にドラキュラを信奉する修道院長たちを調べて欲しいと言われる。アイザックは船に乗りカーミラのいるスティリアを目指していたが、賢者のような船長からいずれ憎む人間を救うことになると言われる。カーミラの城ではヘクターに悪魔軍団を作らせるため懐柔役として妹の一人レノーアが任される。レノーアはヘクターに優しくして気を引こうとするがヘクターはその隙に彼女を人質に取ろうとする。しかしレノーアは強くヘクターは返り討ちに遭う。

4→タカとスミは蝶の奴隷だった頃の話をする。サンジェルマンは修道院の中に入り、文献を読み漁る。裁判官から修道院の調査を依頼されたトレバーたちは修道院の連中に接触し、彼らが地獄の印をつけていることに気付き、彼らが中で魔術的なことをやってると推測する。レノーアは再びヘクターに接触し、今度は普通の会話で親交を深める。アイザックは港に着き船から降りる。だが通ることも許さない街の兵士たちに怒り、兵士たちを皆殺しにする。

5→トレバーは街のすぐそばの水溜りで裁判官と話すが、帰りに修道院が付けていた印に似たものを見つける。修道院に入ったサンジェルマンは光る石で地下への入り口を見つけるが院長に見つかり退散。その帰りにサイファとトレバーに捕まり目的を言わされる。サンジェルマンは大切な人を探すため導きの石で異世界に繋がると言われている無限回廊の入り口を探していた。サンジェルマンは修道院の地下にそれがあると言うが、二人は魔物との関連性を指摘し、遠回しに協力を仰ぐ。

6→レノーアはヘクターに衣服を与え城の中を散歩する。レノーアはヘクターに語り掛け、ヘクター徐々に心を開いていく。トレバーとサイファはサンジェルマンについて話すが、その下で修道院の者が印を刻んでいた。寝ていたサンジェルマンは夢の中で未来や過去や離れた場所に行ける筒状の世界に迷い込む。そこで大切な人が導きの石を残して異世界に囚われてしまう。目覚めたサンジェルマンは何かを書き留める。軍団を率いていたアイザックは喋れる複眼の悪魔を呼び生前について聞く。複眼の悪魔は生前は古代ローマ時代のアテネ
の哲学者で、罪人となり地獄に落ちたと話し、二つ目の命を与えてくれたアイザックに礼を言う。

7→アルカードはタカとスミをベルモンドの宝物庫に案内する。裁判官は街を走り回る少年に秘密のリンゴの木を教える。アイザックがスティリアへ向かう途中村に立ち寄る。そこには中年の女がおり、魔法使いが都市国家を建設するために村人たちを攫っていったという。女はミランダという魔術師で一人だけ助かっていた。ミランダは狂っており、アイザックの目的を聞くと魔法使いが転移の鏡を持つことを伝え、村人たちを全員悪魔に変えるよう進言する。トレバーたちは印をあちこちに刻む修道院の人間を拉致し、尋問するが答えは得られず。サンジェルマンは再び修道院に行き、人がいないのを見計らって地下へ行くが、そこには修道院が狂う原因となった魔物が捕まっていた。

8→カーミラの他二人の姉妹モラーナとストリーガがカーミラの計画について考える。タカとスミはアルカードが何か隠していると思うが、二人も何かを企んでいた。魔物を見て逃げかえったサンジェルマンはトレバーたちに報告し、裁判官は修道院に兵を派遣することに決める。レノーアとヘクターは親密になり、レノーアはヘクターにカーミラの計画は間違っていると言い一緒に逃げないかと誘う。一方修道院長は魔物を利用してドラキュラ復活の儀式を企む、だがその途中、その魔物を生み出した術士の名前を言うが、それはアイザックだった。トレバーたちと裁判官の兵が修道院の前に着くが、既に儀式は始まっていた。

9→修道院の者たちが刻んだ印から火が上がり、そこにいた人間たちは燃えて死ぬ。そしてその火はまとまり修道院の地下にいる魔物へ吸い込まれていく。すると無限回廊の扉が少し空き、そこから大量の悪魔が飛び出る。トレバーとサイファは修道院の者たちと戦いながら、回廊から出てきた強力な悪魔とも戦う。悪魔を倒した二人はサンジェルマンを連れ地下へ急ぐ、すると火を全て取り込んだ魔物が火を一気に吐き出し回廊を完全に開く、すると無限回廊の先の地獄で、ドラキュラとリサが抱き合っていた。タカとスミはアルカードに褒美だと言い、二人で夜這いする。だが二人はアルカードが気持ちよくなる隙をつき、アルカードを拘束する。レノーアはヘクターを誘惑し、セックスをする。だがレノーアはヘクターが気持ちよがってる間に忠誠を誓わせ従わせる指輪をする。建設中の都市国家に着いたアイザックは、悪魔軍団で魔術で操られ廃人になった人たちを襲い、次々と悪魔へ変える。だが敵の魔術師が廃人たちを宙に浮かせ一つの個体としてアイザックを襲わせる。さすがに苦戦するアイザックだったが、敵魔術師がいる塔に着き、自身も操られそうになりながらも敵を倒し、廃人たちは地面へ落ちていく。

10→アイザックは街の中を探しついに転位の鏡を見つける。タカとスミは信じる心を失っており、アルカードは嘘を付いていると決めつけ始末しようとしていた、アルカードは殺されそうになり仕方なく魔法で剣を動かし二人を殺す。奴隷の指輪でヘクターは支配されレノーアの言う事を聞かざるを得なくなる。一方トレバーたちは回廊から外で戦ったような強力な悪魔が現れ襲い掛かってくる。更に捕まっていた悪魔がパワーアップしてトレバーに襲い掛かる。だがサンジェルマンが回廊を開いたその悪魔に飛び乗り、導きの石で無理やり自分が望む回廊を開く。その間にトレバーは悪魔を倒し、サンジェルマンはトレバーたちに礼を言いながら求めていた世界に飛び込む。修道院の外では裁判官が修道院長に刺されるが、彼を逃がすふりをして、前に少年に言ったリンゴの木がある場所へ誘導する。裁判官はサイファたちにその場所を教え息絶える。そこに行くと修道院長が罠にかかり死んでいた。その後裁判官の遺言通り家を燃やそうとするが、中から子供の靴が見つかる。裁判官は密かに子供を殺していた。街の人間を助けられず、裁判官の裏の顔まで知った二人は生き方を変える決心をして街を出る。一方アルカードも人間を近寄らせないために、タカとスミの死体を串刺しにする。




・4期

1→リンデンフェルドを去ってから六週間。ドラキュラ復活を目論む吸血鬼や魔物、死神を信奉する人間たちと戦ってきたトレバーとサイファは、死神を信奉してた人間が使っていた祭壇を頼りにある街へ来る。そこはかつてリサが処刑されたトゥルゴヴィシュテだった。二人はトゥルゴヴィシュテの武器庫で吸血鬼を倒すが彼らが何を狙っていたのかは分からなかった。武器庫から去る二人をヴァーニーという吸血鬼が見つめる。城で暮らすアルカードのもとに死体を乗せた馬が来るが死体が持っていた手紙から救援要請だと分かる。最初は悩むアルカードだったがとりあえず要請のあった街へ行ってみることにする。

2→奴隷になったヘクターだったが、待遇は良くなり、悪魔精錬に必要なハンマーを作っていた。だがヘクターは裏でヴァ―ニーたちと繋がり何かを企んでいた。レノーアはヘクターの件を話すついでにカーミラの目的を訪ねるが、ただの私怨だった。トレバーとサイファは休める場所を見つけるが魔物の襲撃に遭う。すると人間たちが来て犠牲を出しながらも一緒に魔物を倒してくれる。生き残りの女がザムフィアと名乗り、自分達はトゥルゴヴィシュテの王家に仕える者で地下に逃げていたという。だがそれをヴァ―ニーたちが見ており、ザムフィアはヴァ―ニーを追って行ってしまう。トレバーはザムフィアの仲間の死体から光る石を抜き取る。

3→アイザックは都市国家跡地に居座り、悪魔たちには死体処理と街の補修をやらせていた。喋れる複眼の悪魔が何故そんなことをさせるのか問うと、アイザックは悪魔の本質は殺す道具ではないと言い、悪魔たちの存在意義を探そうと言う。その後アイザックのもとにヴァ―ニーから連絡があり、一緒にドラキュラ復活をやろうと誘われるが今のアイザックには興味がなく断る。カーミラの計画のため、遠征に出ていたモラーナとストリーガがカーミラの計画に疑問を持っていた。すると日が出ている時を狙った人間の襲撃があり、ストリーガが鎧を着て迎撃する。ストリーガは彼らが兵士ではなく農民だったことから、一生戦い続けるかもしれないと覚悟を決める。トレバーとサイファはトゥルゴヴィシュテの生き残りの街へ着くが、悲惨な状況だった。それを見た二人はザムフィアの街を救ってくれという言葉を信じられなくなる。

4→トレバーとサイファは二人きりになり話し合う。アルカードは要請のあった村ダネスティに着き、村を襲っていた魔物を倒す。そこで村のリーダー、グレタと会うが、そこにはサンジェルマンもいた。トレバーたちと別れた後、無限回廊で想い人が行った世界にたどり着くが、想い人はおらず代わりに女の錬金術師がいた。錬金術師はサンジェルマンに彼女に会うためには回廊を出入りするための力が必要だと説き、そのためにはドラキュラを復活させる必要があると言う。それからサンジェルマンはおかしくなり、ヴァ―ニーたちと手を結び、ドラキュラ復活のためなら手段も選らばなくなる。実はダネスティを襲っていたのもサンジェルマンの指示だった。その後村には別の村からの避難民が来るが、村の守りは手薄だった。サンジェルマンはそこでアルカードの城に行っては?と提案する。

5→アルカードはグレタたち村人を連れて城に向かうが、途中魔物の襲撃を受け戦う。グレタとアルカードはその過程でそれぞれの身の上話をして仲良くなる。悪魔精錬のハンマーを完成させたヘクターは早速悪魔を作る、だがレノーアはカーミラの目的が周辺地域の征服ではなく世界征服だと明かす。反対するザムフィアをよそにサイファは惰性で生きている街の人たちにちゃんとした術を教える。だが地下から飛び出た魔物がザムフィアに何かを取り付ける。準備が整ったアイザックは、軍団を率いて転位の鏡でカーミラの城へ向かう。

6→アイザックの軍団がカーミラの城へ攻め込む。数で圧倒するアイザックの軍団に吸血鬼やヘクターが作った悪魔は次々やられていく。ヘクターは慌てるレノーアを拘束し、アイザックを出迎える。ヘクターはアイザックが来ることが分かっており、ドラキュラを裏切った贖罪に彼の復活に手を貸していた。そのことを明かし、アイザックに殺せと言うが、アイザックは彼を生かし、カーミラの元へ向かう。カーミラとアイザック&悪魔たちの戦いが始まる。圧倒的な力を持つカーミラだが徐々におされ、最後は自爆して果てる。近くまで来ていたモラーナとストリーガの遠征軍はカーミラが死んだことを知り、城への帰還を諦め、西へ向かう。ヘクターはドラキュラを復活させようと言うがアイザックは拒否し、ヘクターに好きなことをしろと言う。

7→ヴァーニーの仲間ラトコは、ザムフィアに付けた道具で、地下の王宮の場所が分かる。だがヴァーニーが自分の手柄だと言い始め口論になる。城についたアルカードたち一行だったが、サンジェルマンが城の内部で怪しい動きをし、更に城にサンジェルマン配下の吸血鬼が大軍を率いて迫っていた。ザムフィアはようやくトレバーたちを地下の王宮に案内するが、王様たちはとっくに死んでいた。実はザムフィアはおかしくなっており、王様たちは眠っているだけで目覚めれば自分達を助けてくれると信じていた。必死に目を覚まそうとするサイファだったが、ラトコが魔物を率いて現れる。

8→魔物たちは地下に避難していた人たちを殺し、ラトコはトレバーと戦う。民衆を守るサイファとザムフィアだったが、その裏でヴァ―ニーが転位の鏡を探す。一方アルカードの城もサンジェルマン配下の大軍が押し寄せ村人たちは武器を取り戦う。だがサンジェルマンはドラキュラが死んだ場所で、死んでいく村人たちの魂を使い、無限回廊を開こうとしていた。彼の目的はドラキュラとリサを復活せレビスという両性の生き物にし、無限回廊を操作することだった。サンジェルマンは結界に守られ手出しができないため、アルカードたちは仕方なく、侵入してくる吸血鬼たちの相手をする。ラトコにやられそうになったトレバーだったが、民衆の親子がそれを邪魔する。ラトコはその親子を殺そうとするがザムフィアが庇い、その隙にトレバーがラトコを倒す。ザムフィアは息絶え、サイファは魔物たちを駆逐する。だがヴァーニーが転位の鏡を見つけ、サンジェルマンの儀式に参加する。トレバーたちはそれが城に繋がっていることを確認し鏡に飛び込む。

9→苦戦していたアルカードたちだったが、トレバーたちが加勢し敵を倒す。その後三人はサンジェルマンのもとへ向かう。サンジェルマンのもとにはドラキュラたちの魂を入れる両性の死体が届き、後はドラキュラたちの魂を呼ぶだけだった。するとヴァ―ニーが本性を現す。実はヴァ―ニーはサンジェルマンが無限回廊で出会った錬金術師であり、死神本人だった。死神の目的はドラキュラを復活させ地上を死であふれさせることだった。サンジェルマンは悩むが目的の人物に会うためドラキュラの魂を呼ぶ。サンジェルマン配下の吸血鬼たちの将軍を倒し駆け付けたトレバーたちだったが間に合わず、ドラキュラとリサの魂が両性の死体に入る。だが思い直したサンジェルマンのおかげで隙ができ、トレバーが二人が入った死体を始末する。サンジェルマンは衝撃で息絶え、死神は怒り狂う。サイファたちと分断されたトレバーは死を覚悟し、死神と死闘を演じ、最後はトゥルゴヴィシュテで拾った剣と石で自らの命を犠牲に倒す。

10→カーミラの城ではヘクターとレノーアが語らっていた。レノーアは変化についていけないと悟り、ヘクターの前で日の光に浴びて塵になる。一方アルカードたちは全てが終わり、復興作業をしていた。トレバーを失い悲嘆に暮れていたサイファはようやく踏ん切りがつき、お腹にいるトレバーの子供のためにも遠くへ行こうとする。アルカードとグレタは引き留め、新しく城の近くに出来るベルモンド村にいないかと提案する。すると馬でボロボロになったトレバーが現れる。実は死神を倒した直後、息絶える前のサンジェルマンにより無限回廊に飛ばされていた。喜ぶサイファとアルカードと軽口を叩き合いながら今度こそ完全勝利をかみしめる。遠くの町でリサとドラキュラが宿に泊まっていた。彼らは生き返り、その後の人生を思案していたが、穏やかになったドラキュラは二人で遠くに移り住もうと言う。

投稿 : 2021/11/27
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