福松 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
テンポ良すぎ~♪
第三期が始まるということで、秋アニメ紹介動画で「ゆゆゆ」という略称だけは知っていました。
きっと作品が愛されているんだろうな、可愛い略称だなって思っていました。
登場人物の名前を覚えるのが(主役ですら)苦手な私にとって、とても親切なタイトルですw
ギ〇オで無料一挙があったので、視聴し始めたました。キリが良さそうなので第六話視聴後の感想となります。
讃州中学校ということは、香川県が舞台のようですね。ちらっと「讃岐ゴシック」というフォントが出てきてニヤリとしちゃいました(第六話かな。ググっても出てこないので話題にしている人は少なそうです)。
ちょっとユーモラスで平和な日常から戦闘シーンに切り替わり、お、まどマギみたいな話かな、って思いました。変身シーンはカッコよいですね。
2014年の作品ということですが、CGに不自然さが余り感じられません。恐らく、中途半端に激しく動かすのではなく、ゆっくりじわーっと動かしているから綺麗に見えるんじゃないかなって思いました。全般的にCGが苦手な旧人類の私ですが落ち着いて観られます。
日常シーンでの小ギャグの入れ方も良く、笑っちゃいます。過剰に入れてこないのが良いです。
第三話で夏凜が登場し、徐々に変化していく様子にとても惹かれました。葛藤もありつつ、踏ん切りがついたようで何よりです。まあ、夏凜に限らず四人の描き方も丁寧でそれぞれに好感が持てます。
第五話で十二体のバーテックス全てを倒し、「ん、なんか嫌な予感」と思ったら、案の定、第六話で満開の後遺症だとは。これは代償なのでしょうけど、酷い話に持っていかれそうで不安です。
一話一話が非常に短く感じられます。六話まであっという間でした。OPとEDの映像が進行に応じて微妙に変えられていて、よくあるOPでのネタバレが無いように配慮されてるのって珍しいのかもしれません。
予告から見るに、第七話はお休み回みたいで、少し気楽に観れそうですが、問題はその後ですね。ちょっと身構えております。
夜に追記
結局、一日で全部観てしまいました。
再襲来、真実、暴走、更なる代償、仲間。
確かに結城友奈は真の勇者でした。
根性で乃木園子まで癒してしまいました。
しかし、その過程は希望など一切ない非情で残酷なものでした。
折れなかった主人公たちの意思の力は称えられて良いと思います。
システム自体を書き換えるメタ解決となった訳ですが、その原動力が根性だけというのには無理がある、とあえて辛口に評したいところです。
乃木園子が全ての筋書きを用意し、それに賭けていたと感じました。
最後にやや不穏な描写があり、続きの話のフックなのかな、と思いました。
蛇足ですが、乃木園子の入院していた病院の名称が円鶴でしたが、丸亀の駄洒落でしたね。