ひろたん さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
続きが気になりませんか?
このお話、アニメの続きが気になりませんか?
そんなところで終わってしまう作品です。
自分は、気になってしまったので原作も読んでしまいました。
途中はシリアスで、結末は予想外のものでした。
人気作だけあって面白かったです。
原作は全21巻で、そのうちアニメ化は8巻までのようです。
アニメ化された前半も結構面白いのですが、後半はさらに2倍ぐらい面白いです。
話の内容は、小説家を目指す大学生とその仲間の青春群像劇になります。
アニメは、高校生までの話です。
この作品は、主人公と姉の陽菜、妹の瑠衣の姉妹との三角関係のお話です。
この時点でドロドロです。
しかも、とある事情で1つ屋根の下に住むと言う輪をかけてドロドロ展開です。
作品タイトルの「ドメスティック」は、ここからきています。
実際は、愛憎劇のようなドロドロも暴力もありませんので安心してください。
この話は、1話目からいきなりの展開があり、賛否両論になっています。
しかし、話が進むとその理由も明らかになり、納得させられる部分もあります。
「週刊少年マガジン」の作品なので、多感な時期の男の子の妄想程度です。
最後まで観ると、とてもしっかりとしたストーリーの作品だと分かります。
特に陽菜と瑠衣、それぞれの切ない気持ちの感情の描写はなかなかのものです。
このような場合、視聴者は二人のうちのどちらかに感情移入させられます。
ちなみに自分は、妹の「瑠衣」派でした。
瑠衣は、アニメではとても健気でした。
しかし、アニメ化されていない原作の後半はもっと健気になってしまいます。
できれば、後半もアニメ化してほしいと思いました。
※「袋とじVer.」は、原作ぶち壊しの悪ふざけなのでお勧めしません。