アニメ記録用垢 さんの感想・評価
4.6
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
懐かしさを感じる安定の面白さ
とある科学の超電磁砲Tは数か月前に視聴したぜよ
要点を絞ると超電磁砲は一期の捨て子(チャイルドエラー)の話
二期は人造人間(フェブリ)の話
三期は魂(ドッペルゲンガー)の話
となっている訳だが
シリーズ全体を通して倫理観をメッセージとして訴えているんだぜい
上記の三期の内容だけ具体的に話すと
半身を手術で機械に変え、一つの肉体から二人のサイボーグを生み出すというもの
実験は成功し『二人の操歯涼子』は一年間別々に生活、その後二体は一つの肉体に繋ぎ合わせられたんだが
精神分裂や拒絶反応といった問題は無く、二人に分かれていた時の記憶なども両方持っており、実験は無事終了……したはずだった
しかし二人の操歯を補っていた機械を組み合わせた『もう一人の操歯涼子』が生み出されてしまった
そう『魂の生成』が起こり、心ない機械に魂が宿ってしまった訳ぜよ
この様に、人ならざる者にも魂はあり、心があり
弱い立場、人権を持っていない存在にも人権はあるんだ!ってのが
シリーズを通して伝えたい倫理観であるんだにゃー
【導き出される結論は…】
やっぱりとあるシリーズは思い出補正も大いにあるが、作品としての構成がしっかりと練られていて
改めて、観ていて楽しいと思わせられた訳なんだぜい
惜しむらくは一期、二期程、思わず口ずさんでしまう曲ではないことぐらいなんだにゃー