マーティ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
やっはろー☆
全13話。軽い気持ちで見始めたら、思った以上に重苦しく、そしてハマってしまいました。
面白かったのは、やはり学校内の雰囲気。これが妙に生々しかったんです。学校内によくある感じ、、、例えばスクールカースト、同調圧力、人の輪に入った者、外れた者、とか。そういうのが僕の小、中、高の時に感じたもので、ものすごく共感できました。
ただ、こういうのは世代が少しでも違うと好みが別れるかもしれません。おそらく昭和世代の人たちからすればつまらない、となるかも。現代的な悩みが多いように感じました。
僕が主人公の比企谷なんですけど、見ているとワンパンマンのサイタマのように見えました。彼も学生時代は周りの人たちと全く馴染めず孤独な生活を送っていた、また強くなってからも無免ライダーのような頑張っている人にそっと寄り添うような優しさがありました。
比企谷は、ひねくれてて面倒くさい性格ですが、雪ノ下や夏キャンプのときの小学生とか、自分と同じ境遇にある困っている人をなんだかんだ放っとけない、そんな人だと思います。解決法は誉められたものではありませんが、不器用でも彼なりの優しさといったところかな。
あと比企谷はそんなに悪い人かな?と思いました。周りは必要以上に悪役に仕立て上げすぎでは?とそこが疑問。まあ雪ノ下や由比ヶ浜といった理解者がいるから緩和されていますが・・・
重苦しい話なのに見続けられたのは、キャラの可愛さのお陰ですね。元々視聴前から女の子がかわいいな、と思ってましたし。ただ作画はあまりよくなかったです。せっかくキャラデザはいいので、2期以降に期待です。
個人的には雪ノ下が休日にツインテールだったり、文化祭でギター引いて歌ったり、そこが僕のツボでしたね。けいおんの秋山澪もそうですけど、僕はこういうキャラが好きなのかもしれません。
これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。