け~・える・い~ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
笑って過ごせる世界でありますように
自分の好きな作品の続編が作られることは、基本的には喜ばしいことだ。
それが日常系作品なら(変な改変がされなければ)特に大きな問題はない。
しかし、「結城友奈は勇者である」のような作品の場合は少し事情が異なる。
{netabare}
大きな困難や悲劇を乗り越えてやっと手に入れた平和や幸せな生活が危機に陥り、主人公たちは再び悲惨な戦いに身を投じなければならなくなることを意味するからだ。
勇者の章の最後で勇者部のメンバーは戦いから解放された。それを見て視聴者も救われたような気分になったと思う。だから、その後は大満開の章の第1話のような日常がずっと続いているだろうと思っていたかった。
しかし続編が始まったということは、また友奈たちはつらい目にあうんでしょうかねぇ。なんか嫌だなぁ。
歳をとったからなのか、キャラへの感情移入が激しくなったからなのか、アニメの世界の住人にも幸せになってほしいと思うことが多くなったようである。
今回は、いったいどんな結末を迎えるんでしょうか。無条件で笑っていられるような世界を取り戻せるといいんですが。
人気作だから続編が作られるのは、商売としては理解できる。だけどきれいな終わり方というのもある。読後感(視聴後感)も、作品の魅力の大きな要素だと思うので、大事にしてほしいものです。
本作にはまったく関係ありませんが、宇宙世紀の世界にはいつになったら平和が訪れるんでしょうか・・・
{/netabare}