タック二階堂 さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:途中で断念した
神様の座争奪バトロワアニメ。
詳細は公式でも。
集英社『ジャンプスクエア』に連載されていた大場つぐみさん原作、作画が小畑健さんという、『DEATH NOTE』『バクマン』コンビによる漫画作品です。
ということで、これも放送前は大きな注目を集めていた作品ですね。ただ、この作品も懸念材料が制作会社のシグナル・エムディという点。これまでの元請け実績が「フニャチンドラゴン」「MARS RED」「走り続けてよかったって。」「ネト充のススメ」といったところ。
「MARS RED」は観ていないので言及は避けるとして、「フニャチンドラゴン」は構成に難があり途中離脱。「走り続けてよかったって。」は代アニの課題作みたいな作品で、しかも脚本家に難があったというところ。唯一、高く評価している「ネト充のススメ」に関しても、ストーリーは良かったけど作画は褒められたものではないといった印象でした。
ということで…
=====初回視聴後、所感です。
{netabare}
懸念の作画は、可もなく不可もなしといったところ。でも、今期の他作品が化け物クラスの作画を何本も出してきているので、ここに入ると大きく見劣りをします。特に主人公に羽根が生えて空を飛んで、雲を抜けた先にある夕焼けに感動するシーン。MAPPAやProduction I.Gなら、もっと観ているこちら側まで感動させられるモノを出せたと思いました。
で、気になるストーリーですが、初回はそこまででもないといった印象。人を昇天させる特殊能力を、得体の知れない存在からもらって……というのは、まあ「DEATH NOTE」ですわな。悪魔が天使になっただけで。
で、違うのはタイマン頭脳戦ではなく、ほかの神様候補たちとのバトロワ設定にしたってところでしょうか。原作未読なので、まったくわかりませんが、全13人の神様候補ということだけ聞くと、「十二大戦」っぽくなるのかなという。
多士済々の今期、これの優先度は決して高くないといった初回でした。
{/netabare}
=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
はい、じゃあ神様の座を奪い合うバトルロイヤルを始めてください、になった今回が、実に面白くない…
女をはべらすことに赤の矢を使いまくる“噛ませ犬”の芸人。それを、特級天使が憑いている戦隊ヒーロー好きな男が屠ります。
で、その戦隊ヒーローマンは、人質をとって立てこもる銀行強盗を「正義のため」と言いつつ、殺戮を楽しんでいるにすぎませんでしたよと。で、テレビに向かって、残りの11人覚悟しとけみたいなことでね。
で、なよなよ主人公は高校に行くことに決めました。
いやもう、初回からさほど期待できそうもないって思ってましたが、2話でもうギブです。お好きな方はごめんなさい。面白くなかったです。
{/netabare}