二足歩行したくない さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
転生したらスライムだった件について
転スラ二期、分割2クールの前半1クール目です。
1期の直接の続編で、前作ありきの2期になっています。
また、ラストも後半に続く終わり方となっていて、特に区切れはないです。
そのため、本作を視聴する場合、前作の視聴が必須であり、視聴後には次クールを見ないとスッキリしないので、注意が必要です。
前作で、スライム「リムル=テンペスト」に転生した童貞サラリーマンは、転生時に取得したユニークスキルにてメキメキ力をつけ、ゴブリン、牙狼族、ドワーフ、オーガ、リザードマン、オーク達、魔物の軍勢を味方につけ、自らを領主とした王国『ジュラ・テンペスト連邦国』を樹立。
近隣の武装国家『ドワルゴン』とも友好関係を締結し、様々な脅威が襲い来るも、その圧倒的な力でねじ伏せて、順風満帆な国家運営を行っていたリムル一行。
新たなる公益相手との条約締結や、同じく転生者だったシズさんの心残りだった5人の子どもたちの面倒をみるなど、多忙な日々を過ごしていた最中に発生した大事件が描かれます。
最強すぎてピンチに陥りようがないくらいだったリムルと連邦国が、本作では思うままに蹂躙されており、身勝手な欲望で罪のない大勢の人々が犠牲になります。
当然、それで話が終わるわけではなく、そこからの巻き返しが描かれるワンクールでした。
つまりは、胸糞展開がありますが、次クールに持ち越すことはないので、安心して視聴できます。
ただ、後半は、個人的にはちょっと驚きの展開で、今更ながら主人公の転生先がスライムである必要性を感じました。
スライムといえば魔物であり、勇者や冒険者ではないんですもんね。
よくあるチート的なパラメーターを最初から保持していて無双する異世界転生ではなくて、転生したらスライムだった件についてが描かれる1クールでした。
とりあえず前半1クールについては、最初から最後まで中だるみ無く楽しめました。
2クール目があまり評価が芳しく無い噂をよく耳にするんですよね。
ちょっと間を挟んでから視聴予定ですが、ここまで非常に面白かったので、続編も楽しみです。