いい歳したおっさん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
『ノーマークでしたが当たりか!?』→『惜しい』
全話観終わったので、まとめのレビューです。
{netabare} 観終わってハッキリ判った事は、このtakt op.が今後ソシャゲのサービスを開始するに当たっての『序章』という扱いになっていた、という事でした。
アニメ試聴当初から、ソシャゲCMに出てくる運命とアニメ作中の運命(コゼット)とは見た目や雰囲気が違っていたため違和感がありましたが、最後までアニメを観たことで「そういう事か・・」と納得がいきました。
12月22日である最終話の放送日とゲームの事前登録開始日を同日に合わせてくる事、またアニメをソシャゲへの導入として持ってくるあたりからも、ソシャゲへの引継ぎとしては良く考えられており、そういった点ではかなり成功しているなと感じました。
ただ・・・
アニメ単体で考えるとタイトルの通り、惜しかったな~との感想です。
・運命(コゼット)が、形見として残したとも言えるパーツ(ネックレスプレート)は何だったのか?
・アンナが2人の意思を汲み「運命」を引き継ぎムジカートとなるにあたった過程
など、具体的に最終話で語られていない要素も多くありました。展開がソシャゲへと続く関係上、アニメで内容が完結しないのは仕方ないのですが、自身のなかで自分なりに解釈できる部分はあるものの、色々な点でスッキリしない終わり方は少しモヤっとしました。
コゼットの運命は好感の持てるキャラだったため、タクトを想い救うためとはいえ、消えてしまった事はラストとしては寂しくやり切れません。
1話目のインパクトからは少し尻すぼみしてしまったかなとの感想ですが、全体的には良く纏まって出来ていたアニメかなと思います。作画も終始素晴らしかったです。最後のオルフェと運命との殴り合いはとても良かった!! {/netabare}
【以下は1話目視聴時点のレビュー】
特に事前の下調べも無く、ストーリーのあらすじと紹介の一枚絵の雰囲気だけで、直感で1話を観てみました。
CMでスマホゲーもやっている事を知り、原作からなのかゲームからなのか分かりませんが、とりあえずメディアミックスで展開されている作品なんですね。
導入となる1話目の時点で、好印象だったためイレギュラーでレビューをしております。
架空の地球(アメリカ)を舞台に、音楽が失われてしまった世界で、主人公の「タクト」とムジカート(兵器)の少女「運命」が音楽を武器(?)に、各地に蔓延っている怪物「D2」と闘いながらニューヨークを目指している。
というストーリーです。第1話を観ただけの内容でざっくりした事しか書けませんでしたが、第1話の導入の仕方が素晴らしかったです。マッパとマッドハウスのアニメーション制作なので、作画が良いのはもちろんなんですが、キャラの設定や演出、バトルの描写など、内容にとても魅了されました。
私自身、過去にピアノで色々なソナタを弾いていた事もあり、ベートーベンの「月光」やショパンの「雨だれ」なども作中で音楽が流れたりと心地よかったです。
引き続き先を観てみないと内容の判断はできませんが、これは期待できる作品かなと思いました。2話以降も楽しみです。
観終わりましたら再度レビュー致します。