剣道部 さんの感想・評価
2.0
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 2.0
状態:途中で断念した
擬人化には、対象への愛が必要
[文量→中盛り・内容→酷評系]
【総括】
ゲーム販促アニメ。
クラシックの名曲を擬人化したバトルもの。ロードムービー。
作画は悪くないが、脚本は中の下、キャラは中の中。
そんな印象で、取り立てて観たいという感じはなく、この辺で断念にします。
《以下ネタバレ》
【視聴断念(4話まで)】
{netabare}
擬人化アニメで、近年、最も成功したアニメは「ウマ娘」でしょうか?
ウマ娘のキャラデザにしても性格にしても互いの関係性にしても、作者が競走馬を愛していて、各競走馬が内包するエピソードなどを分かった上で擬人化していることがよく分かった。
だから、コア競馬ファンにも受け入れられたし、私のような競馬を知らない、ニワカでも興味を引かれた。
また、「はたらく細胞」も素晴らしい。メインとなる細胞は勿論、敵役となる雑菌の類いにしても、こだわりをもち、差別化を図って擬人化されている。
だから、教育現場で教材に使われているのだろう。その正確さが素晴らしい。
私が刀好きだから、というのもあるが、「刀剣乱舞」も良かった。「艦隊これくしょん」は、私がミリタリーオンチなのでよく分からないが、ヒットはしたので悪くないのだろう。
他にも、「うぼって」「ラブ米」「宝石の国」「群れなせ!シートン学園」他にも多数。
擬人化アニメは山ほどある。私は擬人化アニメを観た時、その元ネタを調べながら観るのが結構好きなんですが、良い擬人化アニメは「納得」と「クスリ(と笑える)」が同居する。
んで、本作はというと、申し訳ないが、私はそのどちらも感じなかった。
例えば、「運命」を扱うのであれば、この曲を作ったっときのベートーベンの心情やエピソードなどを、デザインや技(戦い方)などに盛り込んでほしいのだけれど、(私がクラシックに無知というのはありますが)そこが薄いように感じた。別に、コゼットが「運命」だろうが、「田園」でも「英雄」でも、もっと言えば「悲愴」でも「新世界」でも「ラプソディーインブルー」でもOKな気がしてしまった。
そこが一番残念に感じた。タクトもタクト振っているだけで、その曲に応じた能力や戦術があるわけでもなし。
なんとなく、この作品を生み出した人は、どこまでクラシック音楽のことを愛しているのだろうか? もしや、好きでもないけど商業的な狙いで、使用料がかからない(し手垢がついてない)クラシックを利用した、ってことはないよね?
と、その根幹を疑ってしまうようなアニメでした。
好きな人、ごめんなさいね。
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
音楽がない世界。何かの販促っぽさを感じる(笑) やはりゲーム原作か、分かりやすいな(笑) 作画には力が入り、独特の世界観に可愛らしいキャラクター。が、なんか惹かれない。バトルがつまらないのと、ストーリーに魅力がないからかな。切り候補。
2話目 ☆2
あのサイズのチェリーパイを一口で食う、という、作画の手抜き(苦笑)
3話目 ☆2
4話目 ☆2
ワルキューレ。チョロインだな。
5話目 ☆
6話目 ☆
7話目 ☆
8話目 ☆
9話目 ☆
10話目 ☆
11話目 ☆
12話目 ☆
{/netabare}