Usotarou さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
いつの間にか物語に引き込まれていた
原作は正直途中で読むのをやめてしまった。(ジャンプ)
けれどアニメは不思議と毎週見ていた。いやむしろ楽しみにしていたしかなりハマっていたと思う。
まず背景と効果音で一気に物語に引き込まれたと思います。
物語自体は明治が舞台で怪物(鬼)とそれを倒す鬼殺隊が存在するという世界。非現実的で現代ではない時代設定なのに背景がしっかり描かれていて刀がぶつかる音や雪を踏み締める音など、かなりリアルでまるで自分が同じ世界に存在してその音を画面の位置から実際に聞いている様な感覚になった。おそらくその時代の建物の取材をかなりしっかりしたのだろう。音もかなりリアルにこだわっていたのではないだろうか。この細かいこだわりが集結して一本の作品になっているのだと考えるととても感動する。
戦闘シーンはエフェクトがとにかく綺麗でスピード感もあり作画もしっかりしていた。
やはり音にもこだわっていて攻撃の重みがこちらまで伝わってくる感覚になった。
戦闘シーンはキャラクターたちの心情背景とリンクする部分があって、それがひと段落つく時、決着がつくときは1番盛り上がるような作りになっている。
戦闘シーンが神がかっているかと思えば日常の笑えるシーンは力が抜けるほどわちゃわちゃ可愛く描かれていて緩急ができていて飽きない。
OP LiSAの紅蓮花も素晴らしい。この曲を聴くためだけに毎週楽しみにする価値はあったと思う。力強くてリズミカルで切なく完璧に歌い上げられていると思う。