退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
見どころはやはり九校戦だった
九校戦をやっていると聞いて、途中から視聴開始。
2014年に『魔法科』アニメの人気が沸騰した(?)理由は、
別に「世界観・魔法設定の作り込みの深さ」や「現実的なストーリー」などではなく、
「規格外の能力を持ったクールなおとぼけ系シスコン主人公(お兄様)が面白い」あるいは「女の子が可愛い」ぐらいだったと思う。
だからこそ適当に盛り上がる九校戦は面白かったし、
それ以降の学校の範疇から逸脱してガッツリ戦争に参加するナントカカントカ編や、
少し前に放映された2期はksみたいにつまらなかった。
本作は九校戦を深雪ーズメイン仕様に改変しつつ、『劣等生』の印象的な事件やセリフを残すなどして、
ファンの需要にきちんと応えるような構成だったと思う。
ブームから7年も経っているため、さすがに今更見せられたところで盛り上がりはしないが……
盛り上がるといえば、一条(cv.松岡禎ツグ)の「司波深雪さん……美しい……」「この勝負に勝って俺は、司波美雪さんと踊るんだ」みたいなセリフの言い回しが、
「体育祭盛り上げようとしてるお調子者」っぽくてちょっと好きだった。