「サブマリン707R/mission01&02(OVA)」

総合得点
58.4
感想・評価
13
棚に入れた
45
ランキング
6656
★★★★☆ 3.3 (13)
物語
3.0
作画
3.6
声優
3.2
音楽
3.3
キャラ
3.4

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ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

前作に比べて全てが劇的に良くなったけど・・・・・・

漫画原作で、一部の話をオリジナルに改変した話、全2巻。
第1巻→約55分、第2巻→約45分。


原作は60年代の作品で、97年に一回OVA化してるけど、この作品はリメイク作品で、そのOVAとも繋がりはない。

キャラクターの名前は一緒だけど、ストーリーもキャラデザも全く違うから、どのキャラがどれにあたるのかの理解が出来なかった。
最初艦長の速水だけ手塚治虫のキャラクターみたいだなって思ったけど、軽く調べた限り、比較的今作の方が原作のデザインに近いのかな?ただそれでも前作青年だった賢次と吾郎が子供になってるのは驚いた。

キャラデザが違うのだから、当然声優も違うけど、吾郎は石田彰さんだから良いとして、少年になった賢次の声は本物の子役を使っているのかと思ったら、まだ変声前の小野賢章だった(笑)


前作のOVAに比べれば、作画は劇的によくなって、潜水艦以外の艦船もレーダー装置まで細かく描かれるようになってた。個人的にPKNの巨大空母のデザイン好きなんだけど、時々紙芝居みたいな動かし方をするから、遠近感がおかしくなる(笑)
ただ第二巻に関しては、707とUXの戦闘がメインというのもあって多少の手抜きが見られる。


前作より世界観は分かりやすいし戦闘も派手だから見応えはあったんだけど、話は未完で終わっている。
結局レッドとの決着はつかないし、裏で動いていたPKNの上層部については全くの分からずじまいだし、USRについても詳しくやらなかった。
久々に面白いOVAに出会えたと思ったんだけどなぁ・・・・・・残念。



【各話あらすじ】
・1話
USRと戦うため設立されたPKOの海軍版PKNに行くため速水艦長はオンボロ潜水艦の707でセレモニーへ向かうがオンボロ艦のため遅刻する。

PKNのセレモニー中USRのレッドの潜水艦UXが攻撃を仕掛けてくる。

UXがPKN旗艦の巨大空母を沈める寸前で707が到着、自らを犠牲にして空母を守る。

半年後、療養中の速水のもとに副長だった南郷が現れ、新707の艦長に任命され、新たに新兵を加えて出立する。

途中新兵たちのジュニアと呼ばれる潜水艇の訓練もやりつつPKNの集合場所へ向かう。

一方PKNの主力であるアメリカの最新艦で人工知能を乗せた潜水艦は人工知能に従って、味方の援護に行かずUX捜索をしていると、UXにも同じ人工知能がいたため行動を先読みされてしまい四方からの魚雷攻撃で撃沈する。

・2話
707が戦場に到着し、味方艦隊の悲惨な現場を目撃するが、直後UXに見つかり、攻撃を受ける。

だが新人の索敵担当が事前にUXの動きを察知し先制攻撃をする。

敵が707だと気付いたレッドは即座に艦を動かし魚雷を回避する。

707とUXの戦いが始まるが、途中USRの潜水艦群が出現し、707は逃げに徹する。

707は敵の罠にハマり地面の土石流を喰らうが、速水の機転で見事生き残り、逆に敵に土石流を浴びせ艦隊を壊滅させる。

再度707とUXの一騎打ちが始まるが、707の魚雷が切れてしまう。

真正面から向かい合った707とUX、速水は魚雷発射管の音を使い、あえて敵を動かし、体当たりでUXを削る。

レッドは勝てないと悟り、大人しく撤退する。

投稿 : 2021/10/17
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