テナ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
少女かげきしょうじょ!!レビュースタァライト
タイトルで遊んでみました(*꒪꒫꒪)
歌劇団になる為に紅華歌劇音楽学院に通う少女達を描いた物語。
校歌桜の下に立ってはいけない。
立ったものは絶対にトップになれない。
そんなジンクスがある桜の木に、サラサとアイは立ってしまう。
でも、それくらいのジンクスなんて覆すくらいじゃないとトップには立てないんだろうなぁ〜と思ってしまいました
サラサの指導係のお姉様のリサ先輩は凄く厳しいように思っていたのですが、実は凄く優しい人てした。
サラサの担当をやりたがる本科性は居なかったそうです。
だから、恐らく彼女が引き受けたのでしょうね。
それに、サラサが泣いてしまうと戸惑ったり、最後は掃除を手伝ってくれたり凄くいい先輩ですね。
アイは男性恐怖症……彼女は元有名アイドルらしく沢山のファンの男性がいるけど声を掛けられると彼女は逃げ出してしまう。
理由としては、彼女の過去のトラウマによるものなのですが、彼女が育った家庭環境は正直、キモくて胸糞悪いです。
父親面したキモ男は最低過ぎて、見ててイモさと腹立たしさしかありません。
こんな人は人として終わっている……
母も母で子供のSOSに気が付けない。
アレだけ嫌がってるのに、しっかり子供の話を聞こうともしない……
彼女の叔父のタイチさんがいい人で良かった。
逃げ場を与えて貰えたから、それだけで安心出来ますよね。
彼女がアイドルを卒業したのは、男性ファンに塩対応をしてしまったから……その男性ファンはキモオタさん、彼は塩対応された人で結果的にはアイを卒業に追い込んでしまった。
その人が、彼女の前に現れたのです。
これは正直……怖いです。
自分が酷い言葉を放ったのが原因なのは解っていても、酷く傷付けられたと思われているだろうし……もしかしたら、仕返しにきたのかもとか考えちゃう。
しかも、恐怖症である男性……
サラサと一緒に帰宅の最中にその男が現れてしまった。
恐怖でアイは逃げ出すけど、危険人物と一緒にサラサを置いてきたと思い勇気を出して戻ります。
でも、彼は本当は優しい人でした。
自分が傷付いた事よりも、自分のせいで卒業させて傷付けた事の方を気に病んでいたのです。
だから、謝りたいって現れたのですが……
そんな中、サラサとキモオタとタイチ先生が仲良くしてる現場に遭遇……
これは……うーん、怒るよね……でも、これは多分……彼女も言ってたけどバカみたいと言います。
でも、これは……自分が怖くて逃げ出して、勇気を出して戻ると、仲良くしているのです。
私もバカみたいだと思うと思います。
ただし、それは自分に対して……
自分は怖くて逃げ出したのに周りは、打ち解けていて怖がって逃げ出した自分がバカみたいって思う。
でも、やっぱり怖いし……その気持ちが、サラサにぶつけちゃったのかなって思ったり。
後日、アイは男性に絡まれます。
1番に助けにきたのはキモオタさん!
カッコイイ!と一瞬思ったら転げ落ちるし……加害者と勘違いされて職質されるし、締まらないなぁ〜もぅ!
凄くダサいけど、アイの心には何か響いたのかな?
彼女から歩み寄るシーンを見て、世の中の男性の全てが酷い訳じゃ無いことをしれたのかなって……もしも、そうなら少しカッコイイじゃんキモオタさんw
名前だけじゃないじゃんw
そうして、サラサとアイは友達になります。
それからアイはサラサにベッタリって感じで、それがまた割と可愛w
山田さんは、先生からデブだと言われます。
厳しい学園だし厳しいのは仕方ないし先生の言葉は正論です。
でも、ダメでしょうデブは!
こんな発言、このご時世大問題になりますよ!
厳しいのはいいけど言葉は選ぶべきだと思います!
ただでさえ年頃の女の子なのに……
山田さんは気に病んで、無理なダイエットをしてしまいます。
彼女は痩せる事に成功しましたが、無理が祟りレッスンで実力が出せなくなってしまいます。
だから、食べては戻す食べては戻すを繰り返して行く。
そうして遂に彼女は倒れてしまう……
それは周りとの実力差やプレッシャーでついに参ってしまう。
だから、もぅ辞めようと思ってしまう。
でも、1人の先生に、やめて欲しくないと言って貰えた。
周りから辛く当たられたり気に病んで人との力量差に苦しんで、それを誰にも相談出なきない時ってあって、その事に……悩んでる事に苦しんでる事に、1人にでも察してくれて気にかけて貰えるだけで、やってみようかな?って気持ちになったりするものです。
彼女も先生の言葉で立ち直り、更に彼女は成長していましたね。
自分の力を出せる様に。
サラサの演技はズバ抜けています。
完コピ……サラサは人の演技を100パーで演技コピーが出来ます。
それは魅力的ですが先生からは「トップにはなれない」と言われます。
それは当然かな?と思います。
これは何事に置いてもだと思いますが、自分だけの個性って大事なんですよね。
自分が得意で伸ばせるものが、そうなんですがコピーは他者と同じ演技が出来る。
これだって、自分の個性てすが、コピーではオリジナルを越えられない……
だから、誰かと同じではトップになれないのです。
コピーてななく、サラサの個性……それが彼女の成長のですね鍵。
彼女は「なれない」って言葉に辛い思い出があります。
それは、彼女が少し練習していた歌舞伎で小さな頃に大人に「助六にはなれない」と言われます。
どうやら男の子にしかなれないと言う事らしいのですが……うーん、本当に大人気ない大人の言葉ですよね。
真実がどうであれ、小さな子供が楽しんでいるのに、夢を壊す様な事を言わなくても……
それが、事実だとしても、それは成長過程で知って自分で受け止めるものであればいいと思ってしまいます。
それでも涙すると思うけど、それだって前に進む力になる。
でも、あんな言い方じゃ悲しみしか残らない。
私が1番、ムカつくと思ったのが、あれは完全にお婆さんの八つ当たり!
それを言ったあとに本人も気づいた様ですが、あんなやり方は絶対違うって思う!
でも、アイと歌舞伎を見て新たに夢を再確認出来た様で本当に良かったです⸜(๑⃙⃘'ᵕ'๑⃙⃘)⸝⋆*
薫の話は過去話で少し気持ちが解る物語。
家族……身近に凄い人が居て自分の才能が中々芽生えない……その苦しみや不安って相当なものだと思うんですよね。
そんな時に野球少年に出う
2人は同じ似た境遇だから意気投合しますが、薫も野球少年も、その事に悩まされながら日々頑張っている。
そんな時、野球少年が弱音を吐いて彼に同意を求められてしまう。
似た立場の彼にまで、そんな事を言われたら……
これは、辛いよね。
周りから見たら才能がないと思われてるのだろうか?
報われない自分を哀れんでいるのだろうか?
そうじゃないのに……
報われないのは辛いけど、無理なんてしてないのに……
自分はただ、一生懸命に夢に向かって頑張っているだけなのに……報われないから無理してると思われてしまう……心配よりも応援して欲しいのに……無理してるなんて言われたら……自分の夢なの他人に諦められてしまったら……
でも、彼女は諦めなかった!
だから、夢を叶えることが出来た。
それは、野球少年も同じで、野球を続けているみたいでしたね。
野球少年、イケメンになってるww
双子のチカと千秋の話も良かったです。
彼女達は双子で先生から「ジュリエットちゃん」と声を掛けられるけど、ジュリエットを演じたのは妹で、姉ではないから自分は呼ばれていないから無視してしまう。
それを咎められた事を知らない妹は怒られる……姉は事情を知ってるけど名乗り出る必要はないと考えた。
しっかり生徒を見てない先生にも問題はあると思うけど、無視良くないですよね。
妹に嫉妬してしまい、喧嘩の中、学院に合格しなかった妹と一緒に入学をしたくて、自分の合格を見送った姉はあの日を後悔として告げてしまう。
これを聞いた時に姉は凄く優しくて強い子だと思いました。
受かる事すら難関校なのに妹の悔しがる姿を見て自分の合格すら跳ね除ける。
でも、やっぱり少しはあったのかな……思うところがさ。
同時に立ったスタート地点から妹は才能を少しづつ開花し周りから評価される。
だから、少し焦ってしまう……
さらに、憧れの人に気にかけて貰える妹が羨ましい……双子なのに何故こうも違うのか……
だから、言っちゃった。
でも、妹はそれに凄く感謝している反面と気に病んでる部分もあった。
それを言われたら妹は何も言えなくなる……
それ以上にきっと、負担を掛けていたと思ってしまう……それを後悔だと言われてしまえば……
確かに妹はジュリエットに抜擢されました。
でも、それは姉がいるから頑張る事が出来るのです。
2人で夢見た双子の兎……
妹は姉に入学を1年待たせてしまいました。
だから、待ってくれた姉に答えるためにも、そんなカッコイイ選択肢を選ぶ事が出来る姉の横に立つには、頑張るしかない、次は姉に負担を掛けないように一緒に双子の兎になる為に。
だから、「ジュリエットをしたい」彼女はそう発言出来たのだと思いました。
そんな姉は妹のなりたい「双子の兎」って目標を聞いて、自分の悪かった点を反省し仲直りします。
きっと喧嘩する事で深まる絆もあると思います。
仲直りした双子の絆はより強いものになった気がします(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
リレーの代走者が必要となりサラサが選ばれてしまう。
でも、100期生のサラサが選ばれるのは例外で、聖先輩に嫉妬され嫌味に言われて気にしてしまう。
先輩にあんな風に言われるのは怖いですよね。
上下関係がしっかりしてる学校であればあるほど…………サラサは徐々に萎縮してしまう。
そんな時に自分の担当の先輩のリサ先輩に喝を入れられます。
カッコイイ先輩ですね⸜(๑⃙⃘'ᗜ'๑⃙⃘)⸝
反感を買うなんて当然ですよねw
どんな人間であろうと反感は絶対にあるものですよね。
選ばれた事に自信を持ってばいいのです。
選ばれたには選ばれた理由がある訳だし。
反感を乗り越える事で成長出来る物もありますよね。
自分を演じるって話も出てましたね。
何事も演じるって大切な事だったりします。
そうする事で気分が上がり何事も上手くいってる気分になれます。
例えば、カラオケ(σ゚∀゚σ)⌒♬
歌を歌う時にイメージするのは、歌が上手い友達や好きなアーティストなどあの人ならこんな感じで歌うかな?とかをイメージしながら歌って誰かからヒントを得た自分を演じて歌う少し気分が上がり上手く歌えてる気がしますw
本当に歌が上手くなってるのかとかではなく心に余裕が出来るのです(⸝⸝⸝´꒳`⸝⸝⸝)
だから、イメージや演じるって大切だったりするよなぁ〜って思ったエピソードですw
文化祭の寸劇オーディションは中々見応えがあります。
普段は仲のいい友達でも舞台の上に立つに時はライバルになる。
そんな彼女達の役を勝ち取ろう思う過去エピソードやイメージの強さは見応えがありましたね。
サラサのグループは先生がロミオをすると言う事態が発生。
先生が圧倒的に上手すぎ……
圧倒的に上手い人が演技に参加する。
それもオーディションで……上手い人が1人いると、後に続く人は緊張やプレッシャーで上手く演技が出来なかったり、審査員に無意識に比べられて下手に聞こえてしまったりする……
でも、結局、舞台に立つと上手い人しかいない。
練習だろうと本番だろうと、こう言う時に自分の良さを出しきる事が大切なのです。
作中に「運が悪かった」との言葉がありましたが、私からすれば、結果はともかく自分の実力を再認識できるチャンスかな?て思います。
その点、サラサは自分の演技が出来ていたと思います。
この作品のオーディションの後に沢山の涙が流れます。
嬉しい涙と悔しい涙……たくさんの気持篭った涙
落ちた人は悔しさで涙を流す……
中には、コネだと言う生徒もいました。
まっ、認めたくないよね……
でもね。自分の実力や何が足りないのかを考えることより先に他人の結果に因縁をつける様な人の成長なんてたかが知れてます。
誰かを否定する前に、考えることがあるし、やるべき事がある。
他人に因縁つけてる間にライバル達は歩き始めているのです。
一方、落ちた人の中には、言い訳もしなければ、悔しさ気持を噛み締めて「おめでとう」と言える人達がいました。
結果をしっかり受け止めて合格を祝福出来る人ってのは正直伸びる人間です。
なんだろ?こう言う人って気づいたら凄く高みにいたりしますよねw
この合否の結果はあえて伏せておきます。
誰が合格したのかは是非ご自分の目でご確認くださいw