やまげん さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
足掛け4年と半年
原作は読んでいない。
放送と同時に見ていたのだが、①回想シーンがあまりにも多く挿入されてイライラしたこと、②ひとつの画面の中を分割するように別の絵が挿入される演出が合わなかったこと、③個人的に嫌いな演出ツートップのうちのひとつ、「キャラが子供のころの自分と対話を始める」が出てきたこと(ちなみにもうひとつは、何もない真っ白な空間でキャラが自分自身と意味わからん対話をしたのち覚醒してパワーアップする演出)から、5話までは見たものの視聴を断念。
物語の内容ではなく、演出部分が耐えられずに途中で視聴を断念したアニメは今のところこの作品だけである。
ふたたび視聴を開始するまでに、実に4年半もの月日を要した。再開したきっかけは、録画保存していたHDDの耐久性が気になったから。
視聴再開はしたものの、相変わらず回想が多くて、最終話でも回想が入ったのには正直ウンザリした。
内容的には、少女漫画っぽい展開のようにも感じたが、少女漫画をほとんど読まないのでほんとにそうなのかは不明。ただ、{netabare}花火と麦がお互い別に好きな人がいながら付き合うというのは少女漫画的には特殊なのかな。
この作品のキーキャラクターは花火と茜先生だと思うのだが、茜先生のキャラがぶれてるような気がした。物語終盤になって、急に当事者意識が薄いとか言い出したけど、前半の茜先生の行動原理となんだか合わない気がする。{/netabare}
早苗のいとこが出てきたとき、麦が黒髪にしたのかと思った。たぶん、作者が男キャラの描き分けが出来ないんだろう。それにしても、主要な男キャラが3人くらいしかいないのに、それでキャラがかぶるとは…。